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DC『ブラックアダム』ドウェイン・ジョンソン、マーベル参戦の予定は「NO」 ─ DC新時代への集中宣言

ブラックアダム
© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics

これまで多くの人気俳優が、DC映画とマーベル映画を股にかけて出演している。DC映画『ブラックアダム』に主演するドウェイン・ジョンソンも同じ道のりを辿るつもりはあるのだろうか?

過去、『ダークナイト』3部作に主演したクリスチャン・ベールが『ソー:ラブ&サンダー』(2022)でマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に参戦し、その他にもライアン・レイノルズやザッカリー・リーヴァイ、イドリス・エルバをはじめ、そのリストは枚挙にいとまがない。そこで米APが、DC映画デビューを目前に控えたジョンソンにもその意思があるのか直撃したところ、こんな答えが返って来ている。

「僕がマーベルを味見しようと思っているか?という質問の答えは、明らかに“NO”です。僕にとってはDCユニバースを築き上げ、この新時代、DCユニバースの新しい時代を導いていくことが目的。マーベルを味見することが僕のゴールではありません。

マーベルとケヴィン・ファイギの業績は素晴らしいし、彼らのことが大好きです。彼らは友人でもあるし、20年近くも、この業界の経済的な原動力として大きな役割を担っていますから。ですが、僕たちはマーベルになりたいのではなく、DCになりたい。それが僕たちのやり方です。それが望みであり、そのリンゴをかじるのではなく新しいリンゴを掴んで、そこから創造していきたいんです。

ブラックアダム
© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics

「『ブラックアダム』でDCユニバースのヒエラルキーを変える」と意気込みを繰り返し語るジョンソンは、マーベルとの“浮気”ではなく、DCとの“真剣交際”に興味があるようだ。以前に米Total Filmとのインタビューでジョンソンは、DCとマーベルのクロスオーバーに「楽観的」だとコメント。「単に両者は存在するだけでなく、いずれ交わるべきだと思っています」と意欲を見せていた。

現在、ワーナー・ブラザースとディスカバリーの合併で改革の過渡期にあるDCユニバースにおいて、『ブラックアダム』がブースターとなり、“ロック”様の野心と勢いをもってすれば、いつかDC&マーベルのクロスオーバーが実現する日が来るかもしれない。

DC映画『ブラックアダム』は2022年12月2日に日本公開予定。

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Source:@AP , Total Film

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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