69歳ジェームズ・キャメロン、2031年『アバター5』までゼッタイ自分で監督します宣言 ─ 「気力たっぷり、自分の仕事が大好き」

ジェームズ・キャメロン、御年69歳にしてこのバイタリティである。『アバター』シリーズは2025年12月に第3作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が公開となるが、さらに2029年には『アバター4』、2031年『アバター5』までが予定されている。5作目公開の頃、キャメロンは77歳になっている計算だ。
米The Hollywood Reporterのインタビューでキャメロンは、『アバター4』『アバター5』もご自身で監督するつもりですかと尋ねられ、「しますよ。絶対」と強い意志を滲ませた。「スタジオは私を止めなくちゃいけなくなる。私には気力もたっぷりあるし、自分の仕事が大好き。やらないわけがないでしょう」。
すでに第4作と第5作は脚本執筆が行われており、キャメロンは「ひと月くらい前に両方とも読み直した」そうで、その内容を「クソいい感じ。絶対気に入りますよ。話せないんだけど」と賞賛した。
喜寿となってもSF超大作を手がけるとは凄まじい体力だが、映画監督には更なる年長者も多い。現時点でマーティン・スコセッシは81歳、フランシス・フォード・コッポラは85歳、クリント・イーストウッドは94歳である。
『アバター』の予定がある限り、キャメロンは健康に製作を続けるつもりのようだ。「もし私がバスにでも轢かれて、“鉄の肺”にでもなったら、誰かが代わりにやることになるだろうけど」とブラックジョークで締めくくっている。
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ(原題)』は2025年12月19日にUS公開。
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Source:The Hollywood Reporter