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『アベンジャーズ』オリジナルメンバー復活の可能性が伝えられる

アベンジャーズ
© 2023 Marvel ディズニープラスで配信中

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アベンジャーズ』のオリジナル・メンバー復活に関する検討が、マーベル・スタジオ内で行われているという。米Vairetyが特集記事の中で伝えている。

『マーベルの危機』と題したこの特集記事は、現在のマーベル・スタジオが抱える様々な問題の詳報が記されている。カバーアートは、アイアンマンやキャプテン・アメリカら旧キャラクターたちが折れ線グラフを駆け上がる先で、キャプテン・マーベルやシー・ハルクら直近のキャラクターたちが転げ落ちていく様子を描いたもの。上り調子だったMCUが下降に転じた様子を描き表している。

2019年の『アベンジャーズ/エンドゲーム』が最高到達点だったようにして、直近のMCU作品は苦戦を強いられている。劇場映画の興行収入は伸び悩み、ディズニープラスのドラマ作品は質の低さが取り沙汰されるようになった。目下、新しいヒーローやヴィランへの世代交代が行われているが、成績や評判が思うようについてこない。

今後は、2026年に『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』、2027年に『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』のクロスオーバー大作2本を控える。情報筋の証言によれば、マーベル・スタジオ内部ではこれらの映画のため、アベンジャーズのオリジナル・メンバーたちを復帰させてはどうかという話し合いが持たれているという。

つまり、アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、ソー(クリス・ヘムズワース)、ハルク(マーク・ラファロ)、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)、ホークアイ(ジェレミー・レナー)の再集結だ。ソー、ハルク、ホークアイがまだ現役である一方、アイアンマンとブラック・ウィドウはすでに『アベンジャーズ/エンドゲーム』で死が描かれた。Varietyの情報によれば、このふたりの“復活”の検討もあり得る、ということである。

死亡したキャラクターが何らかの形で復活することは、原作コミックの世界ではしばしば起こることだが、マーベル・スタジオの作品ではまだ実行されたことがない、と記事では指摘されている。ご存知のように現在MCUでは「マルチバース」の仕掛けが導入されていたり、最新のドラマ「ロキ」シーズン2では、これまでとは異なる形でのタイムトラベルも描かれたりしている。理論上はいかなるキャラクターの復活も可能ではあるが、実現させるには物語の合理性のほか、すっかりスター役者となって高騰した6名の出演料との兼ね合いが鍵となりそうだ。

▼ アベンジャーズの記事

Source:Vairety

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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