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MCU初のVR作品『アベンジャーズ/ダメージ・コントロール』北米で始動決定、予告編が公開 ─ ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ラッドらが声優務める

https://www.youtube.com/watch?v=DwxzK8ipVkg

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品を手がけるマーベル・スタジオは、初のVR作品『アベンジャーズ/ダメージ・コントロール(原題:Avengers: Damage Control)』を2019年10月18日(現地時間)より北米のVRアミューズメント施設「The VOID」にて開始する。このたびティザー予告編が公開された。

今回の映像には、『ブラックパンサー』(2018)『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)に登場したティ・チャラ/ブラックパンサーの妹シュリが登場。本作では、シュリがワカンダとスターク・インダストリーズの最新技術を融合させて開発したエマージェンシー・レスポンス・スーツをテストするためにプレイヤーを雇ったという設定で物語が展開する。プレイヤーは、スーツの技術を盗もうとする敵の襲撃に対し、ドクター・ストレンジアントマンワスプといったヒーローたちと共闘することになるのだ。

本作『アベンジャーズ/ダメージ・コントロール』には、シュリ役のレティーシャ・ライトのほか、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチ、アントマン役のポール・ラッド、ワスプ役のエヴァンジェリン・リリーほかが声優として登場するとのこと。「ほか」ということは、きっと遊んでみないとわからないサプライズも用意されているのだろう。なお、ヴィランとして登場するのは「アベンジャーズに過去登場したおなじみの敵」なのだとか。

VR作品である本作は、バーチャルリアリティと現実に存在するセット、熱や風といった物理効果が組み合わされており、プレイヤーは「かつてない形でマーベルのキャラクターが息づく」のを体験できるそう。本作の発表にあたり、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は以下の声明文を発表している。

「私たちは、新たなストーリーと、キャラクターを掘り下げられる場所を常に探し求めています。10年以上におよぶ素晴らしいサポートをいただいた今、みなさんに、マーベル・シネマティック・ユニバースに参加していただく機会をご提供できることをうれしく思います。私たちはいつも、MCUを体験する方法を拡大しようと努めています。『アベンジャーズ/ダメージ・コントロール』では、ファンのみなさんが、愛すべきヒーローたちとともにスーツを着用できるという初めてのチャンスを作りたかったのです。」

開発を担当したのは、『スター・ウォーズ』のルーカス・フィルムと、VFX制作会社ILM(Industrial Light & Magic)などが共同設立した技術スタジオ「ILMxLAB」。シニア・プロデューサーのシェレイフ・ファトゥーフ氏は「シュリによる最新技術のスーツを着て、自分の両手からリパルサー・ブラストを撃つのがどんな感じなのかを味わえます。スクリーンを超えて、ストーリーの登場人物になれますよ」とコメントした。

なおケヴィン社長の言葉から鑑みるに、本作はマーベル・シネマティック・ユニバースの一部として製作された、れっきとしたMCU作品のひとつとみられる。気になるのは時系列だが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)以降という理解で良いのだろうか。シュリの手にスターク・インダストリーズの技術が委ねられているということは…?

VR作品『アベンジャーズ/ダメージ・コントロール(原題:Avengers: Damage Control)』は、2019年10月18日(現地時間)より北米のVRアミューズメント施設「The VOID」にてサービス開始。詳細は公式サイトをチェック!

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Sources: Marvel, The VOID

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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