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マーベル、PSVRソフト『アイアンマン VR』2019年発売予定 ─ 鮮烈なアクション体験、トニーの内面に潜る「VRならではのストーリー」

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マーベル・エンターテインメントとソニー・インタラクティブエンターテインメント(SIE)は、PlayStation VR専用ゲーム『Marvel’s Iron Man VR(原題)』を2019年内に米国で発売予定であることを発表した。2019年3月25日(米国時間)、PlayStationの配信番組「State of Play」にて告知されたもので、このたびトレーラー映像が公開されている。

『Marvel’s Iron Man VR』は、映画『アベンジャーズ』シリーズをはじめとするマーベル・シネマティック・ユニバース作品でおなじみの人気ヒーロー、トニー・スターク/アイアンマンを主人公とするVRゲーム。ステルス・アドベンチャーゲーム『リパブリック』の米Camouflajが開発を担当、SIEやマーベル・ゲームズとともに製作した。

Camouflajのディレクターであるライアン・ペイトン氏は、2年間にわたる開発に「究極のアイアンマン・ファンタジー・ゲームを届ける」という指針のもと取り組んできたという。「PSVRのヘッドセットを外したとき、“スゴい、アイアンマンになったみたいだ!”って笑顔で言ってもらいたい」という思いから、アイアンマンのスーツで空を飛び、ブラスターを撃ち、スーパーヒーローのアクションを繰り広げることを自然かつパワフルに体験できるよう尽力したとのことだ。

本作のプレイヤーは、トニー・スターク/アイアンマンとして、トニーや仲間たちに危機をもたらす“過去からのゴースト”に対峙することになる。スターク・インダストリーズ社や世界を救うためのミッションには、有名キャラクターやスーパーヴィランが登場するようだ。

大きなポイントは、ライアン氏が本作を「VRにしかできないオリジナルのアイアンマン・ストーリー」だと力説していること。コミックの読者として、トニーの複雑な内面にも強く惹かれてきたというライアン氏は、「オリジン以上の内容を描きたかった」として、「一瞬ごとのスリリングなアクションだけでなく、トニー個人の内面にも深く潜る、しかもきちんと楽しい物語を目指した」という。いわゆる“VRでアイアンマン体験”というレベルを軽く超えたストーリーテリングに期待したい。

なお、ゲームのためにアイアンマンの新スーツをデザインしたのは、『アイアンマン』(2008)や『アベンジャーズ』(2012)でコンセプトアートを担当した伝説的コミック・アーティストのアディ・グラノフ氏。コミックに登場するアイアンマン・スーツに現代的な解釈を加えた「インパルス・アーマー」を生み出した。

PlayStation VR専用ゲーム『Marvel’s Iron Man VR(原題)』は2019年米国発売予定。PS4ソフト『Marvel’s Spider-Man』につづいて、ハードごと購入することになるマーベルファンも多いのでは…!

Source: PlayStation, Marvel

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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