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『アベンジャーズ4』は結末に仕掛けあり ― 「ユニバースに大きな変革もたらす」『インフィニティ・ウォー』監督が犯行予告

Photo by Chris Jackson https://www.flickr.com/photos/cmjcool/8633318298/

あえてこう言わねばならないだろう。2008年『アイアンマン』に始まったマーベル・シネマティック・ユニバースの集大成は、まだ始まったばかりなのだと。
映画アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーは、過去に登場したヒーローやキャラクターが次々に登場する驚異のクロスオーバー作品となった。しかし一連の物語が完結するのは、2019年公開『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』。二つの映画を手がけるアンソニー&ジョー・ルッソ監督は、この映画がユニバースに大きな変革をもたらすことを予告した。

注意

この記事には、映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のネタバレが含まれています。

アベンジャーズ』次回作が変革をもたらす理由

ラジオ番組「Sway’s Universe」に出演した二人は、リスナーから次回作の展開について問われると、丁重に言葉を選びながらこう答えている。

アンソニー: すごく話しづらいんですよね、(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の)結末に踏み込むことですから。

ジョー: こう言いましょう。サノスは非常に恐ろしいヴィランなのであって、サノスを倒すことは、大きな代償が降りかかってくるということなんです。登場人物が何を懸けているのか、ということを僕たちは大切にしていますし、そこに力を注いでいます。
また僕たちは、マーベル・(シネマティック)・ユニバースを揺らがしたいとも思っているんです。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)のラストには大きな変革を用意しましたし、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)のラストもそうでした。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のラストにも大きな変革があります。ということは、『アベンジャーズ4』の結末にも大きな変革が用意されているんですよ。

改めて整理しておこう。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の結末では、政府組織として確固たる基盤を築いていたはずのS.H.I.E.L.D.がヒドラの手に落ちていたこと、もはや何を信頼すべきかわからない世界であることが示された。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ではトニー・スターク/アイアンマンとスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカの間に分断が生じ、アベンジャーズは事実上の機能停止状態に陥っている。そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では……。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、『アベンジャーズ』第4作について「決してMCUが終わるわけではありません。10年前に始まった物語に結論が出るんです」と断言。脚本を執筆したクリストファー・マルクス&スティーブン・マクフィーリーは、次回作が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』をしのぐ面白さ、大スケールになることを今から保証している
すでに『アベンジャーズ』第4作がMCUにおいて重要な意味を持つことは間違いないが、前述のようにルッソ監督が時間をかけて起こしてきた「変革」から鑑みれば、同作が単なる「完結編」「物語の区切り」という領域に収まることは考えづらい。きっとMCU全体に、その後の作品に大きな影響をもたらす仕掛けが用意されているとみていいだろう。

なお『アベンジャーズ』第4作をもって、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスとソー役のクリス・ヘムズワースはMCUを“卒業”することを明言済み。親しまれたヒーローたちの物語が、ひとまずどんな着地点を迎えるのかも大きな見どころだ。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国の映画館で公開中。『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)より米国公開予定だ

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/

Sources: Sway’s Universe, ComicBook.com
Eyecatch Image: Photo by Chris Jackson

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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