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『アントマン&ワスプ』完成、『キャプテン・マーベル』もうすぐ撮影終了!マーベル・スタジオが制作状況を報告

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マーベル・シネマティック・ユニバース作品を製作する米マーベル・スタジオが、来たる新作映画『アントマン&ワスプ』『キャプテン・マーベル』の制作状況を報告した。『アントマン&ワスプ』は2018年7月6日に、『キャプテン・マーベル』は『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』の直前にあたる2019年3月8日に米国公開をそれぞれ控えている。

このたびマーベル・スタジオは、全米製作者組合が主催するカンファレンス・イベント「Produced By Conference 2018」に参加。発表の様子を、米The Wrap誌の記者ウンバート・ゴンザレス氏が伝えている。

発表によれば、『アントマン&ワスプ』は2018年6月8日(米国時間)に無事完成したとのこと。すなわち作品の仕上げ作業(ポストプロダクション)が完了したことを意味しており、あとは6月25日(同じく米国時間)に予定されているワールド・プレミアでのお披露目を待つのみとなった。

『アントマン&ワスプ』は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の直後、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)以前を描く物語。前作『アントマン』(2015)のヒロインであるホープ・ヴァン・ダインが新ヒーロー・ワスプとして初登場し、主人公スコット・ラング/アントマンとのチームアップを見せる。出演者にはポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス、マイケル・ペーニャらが続投、新キャストとしてミシェル・ファイファーやローレンス・フィッシュバーン、ハンナ・ジョン・カメンらが加わる。監督は前作に引き続きペイトン・リードが務めた。

一方、『ルーム』(2015)のブリー・ラーソンを主演に迎えた『キャプテン・マーベル』は本撮影を1, 2週間残すのみ。これからポストプロダクションや再撮影・追加撮影を控えているものの、2018年3月中旬から始まった撮影は順調に進んでいるとみられる。

1990年代を舞台とする『キャプテン・マーベル』は、アイアンマン登場以前の地球と社会を本格的に描く(『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』を除く)初めてのマーベル・シネマティック・ユニバース作品。ニック・フューリーやフィル・コールソンが若き日の姿で登場するほか、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)のヴィランだったロナンらクリー人も姿を見せ、星間戦争に地球が巻き込まれる物語になるという。監督は新鋭アンナ・ボーデン&ライアン・フレック。新キャストに加わるベン・メンデルソーン&ジュード・ロウも楽しみだ。

映画『アントマン&ワスプ』は2018年8月31日より全国ロードショー。『キャプテン・マーベル』は2019年3月8日に米国公開予定だ。

『アントマン&ワスプ』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/antman-wasp.html

Sources: Umberto Gonzalez(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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