『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2』ベビー・グルートは超・天真爛漫!ヴィン・ディーゼルは16ヶ国語の吹き替えに挑戦
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでグルート役を演じているヴィン・ディーゼルが、続編『Vol.2』のグルートについて語った。またディーゼルは、同作で16ヶ国語のアフレコに挑戦したという。

生まれ変わったグルートは「この上なく天真爛漫」
前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のクライマックスで、グルートは自らの身体を盾としてメンバーを守る。『Vol.2』に登場するのは、残された彼の一部から生まれた新グルートだ。すでにファンの間でも「ベビー・グルート」として親しまれているようである。
映画情報サイト・コライダーは、1作目と2作目でのグルートの違いをディーゼルに尋ねている。
「(『Vol.2』のグルートは)ベビー・グルートだけあって、この上なく天真爛漫なんだよ。1作目のグルートは大学生レベルで、十分成熟してるわけじゃないけど“男”だった。映画のラストで自分を犠牲にした彼は、人生をやり直さなきゃいけない。(『Vol.2』では)おっちょこちょいでかわいいベビー・グルートが、スクリーンを走り回って、気ままに学んでいくのを観られると思うよ」
確かに、以前公開されたコンセプト・アートでは、宇宙怪獣と戦う一同をよそにどう見ても遊んでいるグルートが描かれていた。
ちなみにマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によると、ベビー・グルートには以前の記憶がすべて残っているという。一部ではグルートが知恵と経験を失った設定といわれていたが、もしや「記憶はあってもまだ子供だから……」ということだろうか?
ヴィン・ディーゼル、16ヶ国語の吹き替えに挑戦
また、バラエティ番組『ザ・トゥナイト・ショー』に出演したディーゼルは、『Vol.2』ではグルートのセリフを自分自身で16ヶ国語ぶんアフレコするという挑戦に臨んだことを明かした。
「1作目では6ヶ国語ぶんを収録した。でもジェームズ・ガン(監督)が、もっと多くの外国語を俺に喋らせたがってね。そこで(『Vol.2』では)全シーンのアフレコを、それぞれ別の言語で15、6回くらい録ることになった。スゴいことだよ。全部じゃないにしても、いろんな国で俺の声を聞いてもらえるってことだからね。『トリプルX』や『ワイルド・スピード』みたいなデカい映画なら、だいたいは各国の声優がセリフを喋るだろ。だから最高だよ、しかし間違いなくチャレンジングだね」
前作の日本語吹替版では、グルート役を俳優の遠藤憲一氏が演じていた。果たして『Vol.2』では吹き替えでもディーゼルの声を聞くことができるのか、それとも16ヶ国語のうちに日本語は含まれていないのか……。続報が待たれるところだ。
ディーゼルは『Vol.2』の出来ばえに自信たっぷりで、「みんな、この映画やガーディアンズが大好きになると思うよ」と話している。映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2』は2017年5月5日全米公開予定だ。
source: http://collider.com/guardians-of-the-galaxy-2-baby-groot-vin-diesel/