ブラッド・ピット&マーゴット・ロビー『バビロン』ポスター6種公開、ハリウッド黄金時代の輝き ─ 『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督コメントも

『ラ・ラ・ランド』(2017)デイミアン・チャゼル監督による、ブラッド・ピット&マーゴット・ロビーら豪華キャスト出演の最新作『バビロン』よりキャラクターポスター6種が一挙公開された。本日10月13日より、ムビチケオンラインの先行発売もスタートしている。
物語の舞台は“黄金時代”と呼ばれた1920年代のハリウッド。サイレントからトーキー映画へ移り変わる時代に、映画界で夢を追いかける男女たちの最高潮の輝きを切り取ったデザインとなっている。
顔を揃えたのは、サングラスに蝶ネクタイ姿のブラッド・ピット、鮮やかな赤のドレスをまとったマーゴット・ロビーをはじめ、乱れた服装で座り込む「ナルコス:メキシコ編」(2018-2021)ディエゴ・カルバ、豪華衣裳と鋭い視線が対照的な「ウォッチメン」(2019)ジーン・スマート、シルクハットをかぶった「五行の刺客」(2019)リー・ジュン・リー、トランペットをかき鳴らす『オーヴァーロード』(2018)ジョヴァン・アデポだ。
『セッション』(2014)で注目を浴び、『ラ・ラ・ランド』が監督賞を含むアカデミー賞6部門を受賞したデイミアン・チャゼル監督は、本作で『ラ・ラ・ランド』以来初めて自身で脚本も執筆。本作『バビロン』の構想は、およそ15年ほど前に脚本家・監督を志してロサンゼルスを訪れた頃から温めていたものだという。いわく「少しばかり巨大すぎたので、ずっと先延ばしにしていた」という本作に挑んだ決め手を、本人はこう語った。
「(私は)その時やっていることにある意味で全力投球してしまう。なので、ある作品から離れたら、それまでの嗜好を変えてくれる、いわば口直しが必要で、ここまでで学んだことは、自分は本能的に180度違うことをやりたい性分だということです。『セッション』で怒りを感じた後には優雅なことをしたくなり、『ラ・ラ・ランド』で華やかなものを撮ったあとには内省的なものをやりたくなり、『ファースト・マン』の静けさの後にはド派手で騒がしいものを撮りたくなりました。これが『バビロン』です。」
出演は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)『ブレット・トレイン』(2022)のブラッド・ピット、同じく『ワンス・アポン~』でピットと共演し、DC映画のハーレイ・クイン役で知られるマーゴット・ロビーのほか、『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイア、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021)のサマラ・ウィービング、『ドント・ウォーリー・ダーリン』(2022)のオリヴィア・ワイルド、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのキャサリン・ウォーターストン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーなど。音楽は『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツが手がける。
映画『バビロン』は2023年公開予定。