ブラッド・ピット&マーゴット・ロビー『バビロン』公開決定&予告編が到着 ─『ラ・ラ・ランド』監督作、ハリウッド黄金時代を描く

『セッション』(2014)『ラ・ラ・ランド』(2017)などのデイミアン・チャゼル監督が、ブラッド・ピットとマーゴット・ロビーほか豪華俳優陣を迎えた最新作『BABYLON(原題)』が、邦題『バビロン』として2023年に日本公開されることが決定した。あわせて、場面写真と予告編が到着している。
ハリウッドを舞台に、夢を叶えようとする男女の恋をミュージカル・エンターテイメントとして描いた『ラ・ラ・ランド』が世界中で大ヒット、アカデミー賞6部門を受賞し、自らも監督賞を史上最年少で受賞したデイミアン・チャゼル。映画に愛された若き天才監督が、本作『バビロン』でふたたびハリウッドを描く。『ラ・ラ・ランド』以来初めて自身で脚本も執筆するなど、作品への強い熱意が感じとれる一作だ。
本作の舞台は、「黄金時代」と呼ばれた1920年代のハリウッド。サイレントからトーキー映画へと移り変わる時代に、映画業界で夢を叶えようとする男女を描く物語だ。公開された予告編では、1920年代のファッションに、毎晩繰り広げられる派手なパーティー、大規模な映画撮影といった、ゴージャス&クレイジーなハリウッド・ゴールデンエイジが、ジャズのリズムに乗せて描かれていく。
主演は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でアカデミー賞助演男優賞を受賞、『ファイト・クラブ』(1999)『ブレット・トレイン』(2022)などでもおなじみのブラッド・ピット。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でピットと共演し、『スキャンダル』(2019)でアカデミー賞助演女優賞候補入りし、DC映画のハーレイ・クイン役でも知られるマーゴット・ロビーも出演する。
共演者には『スパイダーマン』シリーズなどのトビー・マグワイア、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021)のサマラ・ウィービング、『ドント・ウォーリー・ダーリン』(2022)のオリヴィア・ワイルド、『ファンタスティック・ビースト』シリーズのキャサリン・ウォーターストン、「ナルコス:メキシコ編」(2018-2021)のディエゴ・カルバ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストのフリーなど、多彩な顔ぶれが集結した。
音楽を担当したのは、『ラ・ラ・ランド』でも作曲を担当し、アカデミー賞作曲賞・歌曲賞を受賞したジャスティン・ハーウィッツ。“ジャズ・エイジ”と呼ばれたジャズ全盛期の音楽をいかに作曲するかも注目だ。
映画『バビロン』は2023年公開予定。
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