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『バッドボーイズ フォー・ライフ』監督、『ビバリーヒルズ・コップ』第4作に再就任の可能性 ─ エディ・マーフィも好印象

バッドボーイズ フォー・ライフ

エディ・マーフィ主演『ビバリーヒルズ・コップ』第4作(正式タイトル未定)の監督として、『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020年1月31日公開)のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督が再就任する可能性があることがわかった。米Colliderが、アディル&ビラル監督への取材で確認している。

1984年に始まった『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズは、マーフィ演じる型破りな刑事アクセルを主人公としたアクションシリーズ。主演のマーフィ、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーは新作にも続投する予定だ。

本シリーズの続編の話題は、1994年に第3作が製作されて以降、何度も浮上しては消えていた。2016年6月には、米パラマウント・ピクチャーズがアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督を起用したことが報じられている。ただし、Netflixが米パラマウント・ピクチャーズとライセンス契約を締結した2019年11月には、「Netflixは脚本・監督の決定に向けエディ・マーフィー&ジェリー・ブラッカイマーと協力し、出資・配信を担当する」とされていたことから、2人は本プロジェクトから離脱したと思われていた。

Eddie Murphy エディ・マーフィ
Photo by David Shankbone https://www.flickr.com/photos/shankbone/4566500007/

このたび、Colliderが『ビバリーヒルズ・コップ』第4作』について、アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーに尋ねたところ、2人からは「準備は出来ています」と意欲満々な回答が返ってきた。「エディ(・マーフィ)とは2度も会っていて、私たちのことを凄く気に入ってくれているはずです」「ジェリー(・ブラッカイマー)にも、スケジュールを空けておくように言われたと思う」と語っており、周囲からの評判も高いようだ。

ただし現実問題として、アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーの実力は未知数のため、彼らが初めて手掛けるハリウッド映画『バッドボーイズ フォー・ライフ』が公開されるまでは、正式な決定は待たなくてはならないのだろう。2人自身も「ジェリーは、我々が手がける初めてのハリウッド映画が成功するかを見守っているのだと思います」と話している。

『バッドボーイズ フォー・ライフ』は、2020年1月17日(金)に劇場公開を迎えた全米ではオープニング3日間で国内興行収入5,920万ドル(約65億円、1ドル=110円換算)を記録する大ヒットスタートとなった。米Rotten Tomatoesでは観客スコア97%という驚異的な結果を収めている。まさに、新鋭監督アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーの実力が証明されたというわけだ。この成功をきっかけに『ビバリーヒルズ・コップ』第4作の製作が本格的に始動するかもしれない。今後の続報に期待したい。

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Sources: Collider, Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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