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『ダークナイト』クリスチャン・ベール、新バットマン俳優ロバート・パティンソンにアドバイス ─ 「否定派の声は聞かなくていい」

ロバート・パティンソン クリスチャン・ベール
[左]CC BY-SA 3.0 Photo by Martin Kraft https://commons.wikimedia.org/wiki/File:MJK34345_Robert_Pattinson_(The_Lost_City_Of_Z,_Berlinale_2017).jpg [右]Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Christian_Bale-7834.jpg Remixed by THE RIVER

『ダークナイト』3部作でブルース・ウェイン/バットマンを演じた俳優クリスチャン・ベールが、2021年公開『ザ・バットマン(原題:The Batman)』で新たにバットマン役に就任するロバート・パティンソンにアドバイスを贈った。

2019年9月、トロント国際映画祭に登場したベールは、米Extra TVの「象徴的な役柄を演じるロバートにアドバイスはありますか?」との問いかけに、「がんばってほしいですね。とにかく(役柄を)自分のものにしてほしい、否定派の声は聞かずに。それくらいですよ」と答えた。もっとも、こう語るベールの中には、かつて『ダークナイト』(2008)で共演したジョーカー役のヒース・レジャーの存在があったようだ。

「ヒースがジョーカー役にキャスティングされた時にも、みんなが反対していました。だけど、ヒースは本当に素晴らしい演技をやってのけたでしょう。だからそういう人たちの声は聞かずに、自分の仕事をしてほしいんです。彼(ロバート)は魅力的な俳優だし、素晴らしい選択だと思いますよ。」

すでにロバートは、『ザ・バットマン』への就任が決まる以前から、バットマンというキャラクターを演じるアイデアがあったことを明かしている。ベールのアドバイス通り、きっとロバートは新たなバットマン俳優として自分の道を突き進むことになるだろう。脚本・監督のマット・リーヴスも、若いブルース・ウェインを主演に据えることで独自の解釈を用意しているようなのだ。

ちなみに、ベールはこれ以前にもロバートがバットマンを演じることについてコメントを求められており、その際には「良い選択だと思います。面白いものを出してきてくれそう」とコメント。アドバイスを尋ねられると、バットスーツの着脱の難しさを懸念してのことだろう、「とにかく自分でトイレに行けるようにしておけと。自力でオシッコできないのはスーパーヒーローらしくないから」と話していた。演じる上での心構えも、すぐにトイレに行けない苦しさも、バットマン俳優にとっては大きな課題…なのかもしれない。

映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』は2021年6月25日に米国公開予定

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Source: Extra TV

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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