【悲報】“ノーラン版バットマン”クリスチャン・ベール「ヒーロー映画に興味はない。観たこともない」

映画史に残るスクリーン・ヒーローの一人といえば、クリスチャン・ベールが演じたブルース・ウェイン/バットマンだろう。クリストファー・ノーラン監督が手がけた『ダークナイト』3部作は、その重厚なテーマと卓越した演出はもちろんのこと、なによりも俳優陣の優れた演技で現在もよく話題に挙がる映画である。

ところが、まさしくその立役者にほかならないクリスチャン・ベールは、もはやヒーロー映画に何の興味も示していないようだ。新作『ザ・プロミス(原題:The Promise)』のインタビューに登場したベールは、インタビュアーがTwitterで募ったという“多くのファンが知りたい質問”にストレートに答えている。

――マーベルとの仕事に興味はありますか? 別のスーパーヒーロー映画に関わることに興味は持っているんでしょうか。

ベール:いいや、(スーパーヒーロー映画を)やることに興味はないんだ。観たこともないしね――きっと間違ってないと思うけど、スーパーヒーロー映画を観た記憶がないんだよ。自分が作った作品(『ダークナイト』3部作)と、クリストファー・リーヴの『スーパーマン』を除いてはね。

ベールは、クリストファー・リーヴの主演した『スーパーマン』シリーズは「大好きだよ」と語っている。ところが「あれ以外は観たことがないんだよ」とも述べており、近頃隆盛を極めつつあるヒーロー映画とはどこか距離を置いているようだ。

――テレビや映画で、ヒーローものは毎年どんどん増えていますよね。“いつかペースが落ちるだろう、こんなに人気があるなんてクレイジーだ”って感じですか?

ベール:ああ、そうだね。僕は(ヒーロー映画を)さっぱり理解してないし、なんにも分かっていないんだよ。

思えば『ダークナイト』3部作が『ダークナイト・ライジング』をもって完結したのは2012年7月のこと。マーベル・スタジオが『アベンジャーズ』で大きな話題と人気を獲得したのと同時期、逆にいえばヒーロー映画ラッシュが幕を開ける直前のことだった。いわば“すれ違い”のタイミングでヒーロー映画から去ったせいもあるだろうか、その後、ベールをはじめとした3部作のキャストはヒーロー映画にほとんど登場しておらず、クリストファー・ノーランもヒーロー映画とは全く関係のない作品を手がけている。元々ヒーロー映画から距離感のあるクリエイターが集まったのが『ダークナイト』3部作だったのだ……といえば強引だろうか。

現在のヒーロー映画の隆盛ぶりには、かつてヒーロー映画に参加した者やこれまでハリウッドを支えてきた作り手たちが、賛否両論、それぞれに思いのこもったコメントを発している。それにしてもバットマンを演じた張本人が「ヒーロー映画に興味がない」と発言するのは珍しいケースだろうが、はっきり「なんにも分かっていない」とも言い切るあたりには、かつてヒーローを演じた人物らしい誠実さが伺えるというものだ。

とはいえ一ファンとしては、どこかのタイミングでヒーロー映画に帰ってきてもらいたい、できるならいつかアルフレッドやゴードンのようなポジションで……とも思ってしまう。きっとベールなら、円熟した演技で映画に重みを与えてくれるに違いない。

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Source: http://collider.com/christian-bale-the-promise-the-prestige-interview/

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稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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