『バレリーナ』に影響与えたのは『ランボー』、監督が明かす

『ジョン・ウィック』シリーズ最新作『バレリーナ:The World of John Wick』がいよいよ日本公開となった。これまでチャド・スタエルスキ監督が築いた『ジョン・ウィック』ユニバースに新たな息吹を吹き込むのは、『アンダーワールド』シリーズや『ダイハード4.0』(2007)などのレン・ワイズマン監督だ。
スタエルスキによる『ジョン・ウィック』シリーズでは、彼の日本映画趣味が炸裂。「このシリーズにはいつも必ず日本映画の要素がある」とは、スタエルスキの言である。
「日本の要素は『ジョン・ウィック』シリーズに欠かせません」と、来日を果たしたワイズマン監督はTHE RIVERに語る。それでは、ワイズマンはどのような作品から受けた影響を作品づくりに活かしたのか。
「どんな映画監督も何かしら影響を受けているものですが、僕の場合は『ランボー』(1982)の要素があります。小さい頃に観ましたから。チャドはまた別のさまざまな映画に影響を受けていますね。」
シルヴェスター・スタローン主演の言わずとしれた名作『ランボー』では、ベトナム帰還兵の主人公がたったひとりで追手たちと戦う。戦闘への執念は狂気的なほどで、確かにその精神は『バレリーナ』の主人公イヴにも通ずるものがあると言えそうだ。
ちなみに本作では、日本的な要素として「日本刀」を振り乱すアクションシーンが登場。ここでは、「“怒り”が宿る瞬間を表現したかった」と監督は語っている。「彼女がすべてを失う瞬間です。そういう場合は、銃撃戦よりも刀がいいだろうと思いまして」。
『バレリーナ:The World of John Wick』は絶賛公開中。THE RIVERによるアナ・デ・アルマス&レン・ワイズマン監督 来日インタビュー動画は公式YouTubeチャンネルにてフル公開中。
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