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もしも映画『ジョーカー』世界にバットマンがいたら ─ トッド・フィリップス監督「誰かにやって欲しい」

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2019年最大の衝撃作『ジョーカー』は、本作以前に公開されたどのDC映画とも関連を持たない、独立した世界観の中で展開されたジョーカー誕生物語だ。心優しいはずの青年アーサー・フレックが、ゴッサムの、人間社会の暗部に蝕まれていき、次第にジョーカーへと化してく。

劇中では、後のバットマンとして知られるブルース・ウェインの幼少期や、その父トーマス・ウェイン、執事アルフレッドも登場。バットマンのオリジンにも間接的に繋がるような示唆もあったが、あくまでもこれは映画『ジョーカー』の中での物語。現時点で、ユニバース展開される他作品との関連性は認められていない。この一作限りの完結性こそ、『ジョーカー』が評価される所以でもある。

そうは言っても、『ジョーカー』のゴッサムで起きる物語をもう少しだけ覗いてみたい気持ちは、監督のトッド・フィリップスとて同じのようだ。映画祭で米Varietyのレポーターにインタビューを受けたトッドは、『ジョーカー』世界におけるバットマンの姿を見てみたいとの願望を語った。

「(映画『ジョーカー』の)ゴッサムは素晴らしい。私が見たいのは、もしあのゴッサムにバットマンがいたらどんな姿だろうか、誰かが挑戦してくれることです。」

ここでレポーターがカメラに向かって「待ってください!今、売り込みをされましたね!」と囃し立てると、トッド監督は「いや、自分でやるなんて言ってませんよ」と和やかにクールダウン。「『ジョーカー』のバットマンで興味があるのは、“あの世界のゴッサムは、どんなバットマンを生み出しただろうか”ということ。それが言いたかっただけです。」

バットマンと言えば、キャストと製作陣を一新した単独映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』が2021年に公開予定だ。主演は『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンで、監督は『猿の惑星』シリーズのマット・リーヴス。若き日のブルース・ウェインを主人公とする“探偵物語”になると伝えられており、『ジョーカー』のように硬派な作品になりそうだと期待されている。『ジョーカー』で新時代を切り開いたDCコミックス/ワーナー・ブラザースによる、新たなケープド・クルセイダーの姿とはいかに。

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Source:Variety

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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