DC『ザ・バットマン』に『ダンケルク』バリー・コーガン出演 ─ 原作ではゴードン刑事の最初の相棒

DCコミックスによる新たな単独映画『ザ・バットマン(原題:The Batman)』に、『ダンケルク』(2017)などで知られるバリー・コーガンが出演することが分かった。米ワーナー・ブラザース公式YouTubeチャンネルに投稿された動画の説明欄にて、コーガンの出演が記載されている。
ロバート・パティンソンが主演を務める本作では、若き日のブルース・ウェイン/バットマンの姿が描かれることになる。コーガンが演じるのは、ゴッサム市警察所属の刑事スタンリー・メルケル。原作コミックでは、ジェームズ・ゴードン刑事の最初のパートナーとして登場する。コミック「バットマン:ダークビクトリー」にて、メルケルは祝日に警官を狙う殺人鬼ハングマンによって殺されている。

すでに公開されている予告映像からはコーガン演じるメルケルの姿は確認できないものの、劇中では原作通り、ゴードン刑事(ジェフリー・ライト)と共に事件へ挑むことになるのだろうか。バットマンの2年目「イヤーツー」を描く本作では、キャラクターの解釈が一新されることが明かされており、メルケルの描かれ方にも注目したいところ。
パティンソン、コーガンのほか共演者には、ジェームズ・ゴードン役でジェフリー・ライト、キャットウーマン役でゾーイ・クラヴィッツ、エドワード・ナッシュトン/リドラー役でポール・ダノ、オズ・コブルポット/ペンギン役でコリン・ファレル、アルフレッド・ペニーワース役でアンディ・サーキス、暗黒街の首領カーマイン・ファルコン役でジョン・タトゥーロが参加している。
『ダンケルク』『アメリカン・アニマルズ』(2018)など、近年話題作に出演を重ねるコーガンは、今後にマーベル映画『エターナルズ(原題:The Eternals)』(2021米公開)を控えている。マイケル・ファスベンダー製作総指揮の犯罪スリラー映画『The Shadow of Violence(原題)』でも主演を務めるなど、ハリウッドで注目を浴びる若手俳優の1人だ。
映画『ザ・バットマン』 は2021年公開。
Source: Warner Bros. Pictures