ジェームズ・ガンすら困惑、『ザ・バットマン』ロゴがなぜか新DCユニバース作品の現場で見つかる

ロバート・パティンソンが若きバットマン/ブルース・ウェインを演じた映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』(2022)とそのシリーズは、他のDC作品とは別世界である独自の「エルスワールド」内の物語であると明確に区分されている。ところが……。
『スーパーマン』より新たに開始されたジェームズ・ガンによる新DCユニバースの新作『クレイフェイス』のセットにて、『ザ・バットマン』版らしきバットマンのロゴマークが見つかったと話題になっているのだ。セットの一部である街のゴミ箱に、バットマークのエンブレム塗装のようなものが確認できるのである。
DCユニバースでは、既にバットマンはヴィジランテとして活動していることが認められており、今はその初実写登場が待たれている状態。一方、ファンの間ではパティンソン版のバットマンを新ユニバースのものとして合流させて欲しいとの声もある。
「ジェームズ、『クレイフェイス』のセットにパティンソン版バットマンのロゴがあって、みんな合併が起こるんじゃないかって話してる。でも、こんなデカい話を認めるわけないですよね?」ファンからThreadsで尋ねられたガンは、実際の写真を見て驚いている。
「確かにこのゴミ箱はセットのものだ。このコウモリマークが美術部門によって用意されたものとは信じ難い。仮にそうだとしても、僕のデスクには届いていない(セットの装飾一つ一つまで確認している時間はない)。」
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現在、DCユニバースのバットマンはアニメ「クリーチャー・コマンドーズ」でその影がわずかに登場したのみで、コウモリのマークをはじめとするデザインなどは一切明らかになっていない。単独映画は計画されているものの、具体的なお披露目はまだ先になるはずだ。一体、このコウモリマークにはどんな意味があるのだろう?
なおガンは、パティンソン版バットマンが新ユニバースに合流するという案について、「考えたことはある」としつつ「ほぼないだろう」と過去に明言している。
『クレイフェイス』は、『スピーク・ノー・イーブル 異常な家族』(2024)のジェームズ・ワトキンス監督、数々のホラー作品で知られるマイク・フラナガン脚本によるスーパーヒーロー・ホラー映画。注目を浴びるため、とある物質を注射したB級の映画俳優が“歩く粘土の塊”と化すストーリーだ。主演俳優には『カンダハル 突破せよ』(2022)のトム・リース・ハリーズが起用されている。2026年9月11日に米国公開予定。
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