これぞ元祖バットマン?OVAで60年代ドラマ版『怪鳥人間バットマン』をアニメで復刻!

2016年は『バットマンvsスーパーマン』、OVA『キリングジョーク』、『スーサイドスクワッド』、『ティーニータイタンズ』とバットマン関連が大フィーバーを起こしています。そしてまた新たに打ち上がる花火。影に生き、闇に戦うバットマンではなく、昼間でも平気で車を飛ばし、悪い奴は擬音付きでやっつける! それが60年代に放送された歴史的ドラマ『怪鳥人間バットマン』です。

バットマンはアダム・ウェスト、ロビンはバート・ウォード、ジョーカーはシーザー・ロメロ、キャットウーマンはジュリー・ニューマーが演じ。コメディチックながらも破天荒な展開とポップなノリで日米ともに社会現象を起こしました。ヒーローモノの実写は時間が経つと映像技術の進歩の早さから観ていてキツイものがあったりするのですが、2016年になっても並ぶものなき個性で他を寄せ付けないのが、この作品。闇の騎士バットマンがビルをロープでえっちらおっちらロビンと仲良く登る姿には神々しさすら感じるはずです。

そんな『怪鳥人間バットマン』が放送年から50年以上の時を経て、当時のバットマン&ロビンのキャストを継続してOVAになります。タイトルは『Batman: Return of the Caped Crusaders』。当時の雰囲気を完全再現し、キャットウーマンもジュリー・ニューマーのまま。残念ながらジョーカー役シーザー・ロメロは他界しています。しかし、それを補うあの観ていて力が抜けて中毒に陥る魔性の吸引力は維持しているとのこと。

『怪鳥人間バットマン』は日本では桑田次郎がコミカライズし、本国でも高い評価を受けています。桑田次郎版バットマンは『バットマン ブレイブ&ボールド』にて映像化されており、鬼才グラント・モリソンも彼をリスペクトして次郎治というヒーローを生み出しています。

アメコミでも『Batman ’66』というタイトルで連載されていました。こちらは2016年に翻訳が発売される『アクアマン』の脚本を担ったジェフ・パーカーがシナリオを書いていて、親しめるキャラクター描写が普段のバットマン誌やディテクティブミック誌とは違う味わいになっています。翻訳された『リルゴッサム』や『グレイソン』が好きな方には自信を持って勧められます。アートは明るく老若男女楽しめるオシャレで可愛らしい物になっており、現在のバットマンが使うガジェットや最近のキャラクターを60年代のノリに沿った形で再現しています。そのため、世界中の『怪鳥人間バットマン』ファンに絶賛されました。すでに日本でも米国でもコミックで高クオリティの作品が生み出されている『怪鳥人間バットマン』。プレッシャーは大きいですね。

【歴代アルフレッド総特集】執事アルフレッド役俳優から紐解く『バットマン』の方向性

参考url:http://www.cinemablend.com/news/1548400/the-full-batman-return-of-the-caped-crusaders-trailer-is-zany-and-nostalgic

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DCコミックスと非ヒーローコミックスをメインに読んでいます。

ユーロコミックスを原語で読むのが現状の目標です。

好きなヒーローチーム:ジャスティス・リーグ・インターナショナル

好きなヒーロー:たくさんのDCヒーロー(特にキース・ギッフェンがライターを担当した時のヒーローかヴィラン)

 

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