躍進デイヴ・バウティスタ、独自のアクション・コメディ・シリーズを主演・プロデュース ─ 元WWE王者、ハリウッドで頭角現す

プロレスラー出身の俳優としても知られるデイヴ・バウティスタが、ショウビズ界で頭角を現している。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズや『ブレードランナー2049』(2017)への出演で躍進続くデイヴが、米STXエンタテインメント社と共に独自のアクション・コメディ映画フランチャイズを主演・プロデュースするという。

1969年アメリカ生まれのデイヴは、1999年よりプロレスラーデビュー。この時、すでに30歳だった。その後レスラーとしてのキャリアと知名度を積み重ねる。スクリーン・デビューを果たしたのは2011年アメリカ製作の『ライジング・サン 〜裏切りの代償〜(原題:House of the Rising Sun)』でデイヴは主演として、違法カジノの用心棒を務める元刑事の活躍を描いた。その後『リディック:ギャラクシー・バトル』(2013)に出演し、おなじみ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)のドラックス役、『007/スペクター』(2015)ヒンクス役で一躍名を知らしめた。

元レスラーの俳優として真っ先に名が挙がるのが、「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソンだろう。『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』(2001)で映画デビューを果たしたドウェインは、そのイメージに違わぬ豪快なキャラクターを演じる印象が強い。デイヴも「第二のザ・ロックなるか」と比べられることも多いが、どうやらトーンが少々異なるようだ。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のドラックスはやや単細胞でおバカな性格のキャラクターだが、デイヴ本人は当初脚本を手渡されたときに「ジョークが理解できなかった」とあくまでも真面目な印象を口にしていた。思えば、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)のプロモーションで来日した際も、終始ハイテンションだったジェームズ・ガン監督やクリス・プラットに対して終始寡黙で、むしろ共演者らからイジられる性格が印象的であった。(きっと純粋すぎて、ちょっと冗談が通じなさそうな雰囲気すら感じられた。)

おそらく、大柄な肉体の中に繊細なハートを秘めているであろうデイヴは、『ブレードランナー2049』で新たな真価を発揮する。筆者も本編は未見のため詳しくは語れないが、既に公開されている短編映像『2048:ノーウェア・トゥ・ラン』を観る限りでは、非暴力的で平穏を求める中年レプリカントのサッパー・モートンを器用に演じ上げている。

Deadlineによれば、デイヴが手がけるのはアクション・コメディ・“フランチャイズ”の主演とプロデュースであるということから、同作はすでにシリーズ作品として構想されていると考えられる。デイヴは、ハリウッドに自らのリングをもたらし、ますます大暴れしてくれることだろう。同シリーズは、デイヴにとってWWEのレスラー時代からの付き合いであり、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでも仕事を共にしたジョナサン・メイスナー氏も共同プロデユースとして名を連ねる。

なお、この度の報道で伝えられたSTXエンタテインメント社は、2014年設立の新進気鋭の映画会社で、ジョエル・エドガートン監督の『ザ・ギフト』(2015)が第一作目だった。ほか、コメディドラマ映画『バッドママ(原題:Bad Moms)』(2016)や、エマ・ワトソンとトム・ハンクス出演の『ザ・サークル』(2017)も配給している。

Source:http://deadline.com/2017/10/dave-bautista-stx-action-comedy-franchise-guardians-of-the-galaxy-blade-runner-2049-1202182825/
http://www.imdb.com/company/co0249694/?ref_=fn_al_co_1
Eyecatch Image: Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dave_Bautista_by_Gage_Skidmore.jpg

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インド旅行中、たまたま現地新聞に写真を撮られて掲載されるというミラクルを起こしました。持ってる男。THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。

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