デイヴ・バウティスタ、「ウォーキング・デッド」ゾンビ役志願するも断られる「君はデカすぎる」

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役で知られる俳優デイヴ・バウティスタはかつて、“大きすぎる”ゾンビ愛が高じて、人気ドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」(2010-)のゾンビ役に志願していたのだという。ところが、世界的知名度を誇るバウティスタでさえも、あっさり断られてしまったようで…。
このたび英Empireのインタビューに登場したバウティスタは、「私はゾンビファンなんです」と告白した。ゾンビをひとひねりでねじ伏せてしまえそうなバウティスタだが、ここで意外な事実を明かす。「『ウォーキング・デッド』に参加できるようにしばらく頑張ってたんです。“ギャラなしでも良いからゾンビ役を演じたい”とまで言ったんですから」。これに、「ウォーキング・デッド」の製作側が出した答えを、バウティスタはこう振り返る。「“君はデカすぎる”って言われちゃいました」。
バウティスタがデカすぎると言われてしまうのも無理はない。身長198センチ、体重は100キロ超え。アニマルの異名で知られていたWWEのプロレスラー時代に鍛え抜かれた強靭な肉体は、引退後もしっかりと維持されているのだ。“デカすぎる”ゾンビがいても不思議ではないが、バウティスタがゾンビ役で劇中に登場したら、メインキャラクター以上に目を引いてしまいそう。その上、強すぎて誰も敵わない事態になってしまうかもしれない。
そんなバウティスタ、遂に念願のゾンビ映画出演を果たす。2021年公開、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)のザック・スナイダー監督によるNetflixオリジナル映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』だ。バウティスタは同作で主演を務める。ただし、演じるのはゾンビではなく、ゾンビが大量発生したラスベガスで傭兵集団を結成し、強盗を企てる男。いわば、ゾンビを倒したい放題というわけだ。本インタビューで、バウティスタは「ゾンビ映画にサインをするのには、特別な何かがなければいけない」と『アーミー・オブ・ザ・デッド』へのこだわりを明かす。「今作で特別なのは、強盗です。そこに多くのレイヤーが重ねられているんです」。
Source: Empire