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【ネタバレ】「ベター・コール・ソウル」ウォルター&ジェシーの登場ついに実現 ─ 過去と現在、ソウルになった理由を「並行して描きたかった」と脚本家

ベター・コール・ソウル
Better Call Saul

ボブ・オデンカークが主演を務める人気ドラマベター・コール・ソウル(2015-)に、ついに本家「ブレイキング・バッド」(2008-2013)の主人公ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)とジェシー・ピンクマン(アーロン・ポール)が登場した。シーズン6第11話、タイトルはその名も『ブレイキング・バッド』だ。

この記事には、「ベター・コール・ソウル」シーズン6第11話『ブレイキング・バッド』のネタバレが含まれています。

ウォルター&ジェシーが登場するか否かは、シリーズ開始当初から注目の的であった。ファンはもちろん、クリエイターおよび役者たちも2人の登場を熱望していたが、実現させるなら単純なカメオ出演ではなく「正当な理由」が必要であることを明示していた。クオリティを最優先する「ベター・コール・ソウル」製作陣ならではの考えだが、なぜこのタイミングで実現できることになったのだろうか?登場方法とタイミングを決めた背景について、シーズン6第11話で脚本・監督を務めたトーマス・シュノーズがAMCに説明している。

「このエピソードでジーンはソウル・グッドマンに戻りますが、我々は過去のソウルという人物、ジーンという人物、そして彼がソウルになった理由を並行して描きたかったのです。シーズン6第9話では、骨が宇宙船に変わる『2001年宇宙の旅』的な瞬間があります。キムが彼に別れを切り出し、マイクのこと、ラロが生きている事実を隠していたことを話すと、その後、彼は完全にソウル・グッドマンになるんです。」

第11話では、ジーンとして生きる「ブレイキング・バッド」後のソウルが、電話ボックスからキムに連絡をとろうとするシーンがある。電話口の相手は誰なのか、会話の内容は聞こえないものの、ジーンはひどく怒った様子だ。この出来事をきっかけに、ジーンは再びソウル時代のような(あるいはさらに度を越えた)犯罪に手を染める。シュノーズいわく、その理由は「過去の痛みがよみがえり、詐欺の道に戻ることを決心」したからであり、それを実行するにはジーンでなくソウルに戻る必要があったという。

「過去の痛みを和らげるために何かする必要があり、ジーンではそれができないのです。だから、過去のソウルと現在のジーンを見比べて、彼がウォルター・ホワイトに近づく過程を見たいと思いました。マイクから『奴は忘れろ』と助言されますが、彼には『もっと何か大きな悪いことをして、過去の痛みを麻痺させなければならない』という思いがあるため、聞き入れられないんですよね。だから、ソウル・グッドマン時代やウォルター・ホワイト時代を行き来しながら、ジーンの世界で起きていることと比較するのに最適なエピソードだと思いました。」

そして肝心のウォルター&ジェシーの登場方法は、「ブレイキング・バッド」シーズン2第8話(エピソードの原題は『Better Call Saul』である)のフラッシュバックで、2人がソウルを拉致した後の空白部分を埋める形で実現。このシーンに決めた理由については、「色々なシーンを振り返った上で、拉致してからバッジャーを救う計画を立てるまでの時間が、『拉致未遂の後、気まずい帰りの車内で彼らは何を話すのか?』を描く絶好の機会だと感じました」と明かしている。

共同クリエイターのピーター・グールドは、米Entertainment Weeklyに「私が本当に誇らしく思うのは、このストーリーに適切な時期まで彼ら(ウォルター&ジェシー)の登場を待ったことです」とコメント。実際に2人の登場は単なるファンサービスで終わらず、「ベター・コール・ソウル」の世界にうまく繋がり、ジミー/ソウル/ジーンの物語にさらなる深みをもたせている。

Source: AMC, Entertainment Weekly

Writer

Kyoko
KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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