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ビースティ・ボーイズのドキュメンタリー映画、米予告編が公開 ─ 「Sabotage」MV監督スパイク・ジョーンズが手がける

https://www.youtube.com/watch?v=ZCyqR2RXoQU

『ジャッカス』シリーズや『her/世界でひとつの彼女』(2013)などのスパイク・ジョーンズ監督が手がけるビースティ・ボーイズのドキュメンタリー映画『Beastie Boys Story(原題)』の米国版予告編が到着した。

1981年に3人のメンバー、マイクD、アドロック、エムシーエーで結成されたビースティ・ボーイズは、ツアー回りを経るにつれて知名度を上げ、ヒップホップとハードロックを融合させたオルタナティブ・ヒップホップバンドとして当時の音楽シーンを牽引した。1998年にはアルバム「Hello Nasty」でグラミー賞を受賞し、一躍スターの仲間入りに。その後も定期的に楽曲を作り続けていたが、2012年にメンバーのエムシーエーが他界。2011年発表のアルバム『Hot Sauce Committee Part Two』を最後に作品は発表されていない。

本作では、ジョーンズ監督が演出した、マイクDとアドロックのトークライブ『Beastie Boys Story: As Told By Michael Diamond & Adam Horovitz』(2019年4月、3日間限定開催)の映像をもとに、ビースティ・ボーイズの歴史が描かれる。予告編は、若き3人のメンバーがバンドの紹介をする過去の映像からスタート。1980年代当時、ロックやヒップホップに熱中していたメンバーらが、紙切れ片手にラップを披露する姿や、マドンナら他のアーティストとツアーを回る様子が次々に映し出されていく。マイクDいわく「あの時は自分がどんな人だったか認識すらしていなかった」というほど目まぐるしく過ぎる時間の中で、音楽に打ち込んでいた3人の素顔が舞台裏の映像とともに蘇る。さらに、メンバーのやんちゃな様子を収めた映像や、亡くなったエムシーエーとの思い出を語る場面なども登場し、「家族よりも長い時間を過ごした」という3人の太い絆が描かれることになりそうだ。

ジョーンズ監督は、1994年発表のビースティ・ボーイズ代表曲「Sabotage」のミュージック・ビデオを手がけており、両者は25年ぶりの再タッグとなる。製作には、マイクDとアドロックに加えて、ジェイソン・バウム、エムシーエーの妻デチェン・ワンドゥらが名を連ねている。

映画『Beastie Boys Story(原題)』は2020年4月2日に米国公開され、4月24日より「Apple +」にて米国配信予定。

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Source: IndieWire, Collider

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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