『ビートルジュース2』米公開日決定 ─ マイケル・キートン続投、「ウェンズデー」ジェナ・オルテガも出演

ティム・バートン監督のカルト映画『ビートルジュース』(1988)の続編、『ビートルジュース2(原題)』の公開日がワーナー・ブラザーズによって発表された。2024年9月6日より米国にて劇場公開となる。米Varietyなどが報じた。
オリジナルの『ビートルジュース』は、アレック・ボールドウィン&ジーナ・デイヴィス扮する幽霊の夫婦が、彼らの家へ引っ越して来た一家を追い出そうと奮闘するホラー・コメディ。霊界の用心棒ビートルジュース役をマイケル・キートン、ディーツ家の妻・デリアをキャサリン・オハラ、夫・チャールズをジェフリー・ジョーンズ、その連れ子であるゴス少女・リディアをウィノナ・ライダーが演じた。
続編に関する詳細は明かされていないが、オリジナル版からキートンがビートルジュース役、ライダーがリディア役で復帰予定。新キャストとして、バートン監督・製作総指揮のドラマ「ウェンズデー」で大ブレイクしたジェナ・オルテガがリディアの娘役で、『ビリーブ 未来への大逆転』(2019)ジャスティン・セローが未発表の役で出演する。
脚本は、「ウェンズデー」でバートンとタッグを組んだアルフレッド・ガフ&マイルズ・ミラー。プロデュースはブラッド・ピット設立の制作会社プランBが担当する。制作は5月10日にロンドンで開始予定だ。
本作『ビートルジュース2』は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)リブート版『ブレイド(原題)』と同日公開となる(後者は脚本家ストライキに伴い撮影延期となったため、今後スケジュールに影響が出るかもしれない)。ちなみに、ワーナー・ブラザーズは例年レイバー・デイ(9月の第1月曜日)の週末にヒット作を出す傾向にあり、過去には『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)や続編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019)、『死霊館のシスター』(2018)などがこの時期に公開された。
第1作『ビートルジュース』は批評的にも商業的にも成功し、7470万ドルの興行収入を記録。2019年にはブロードウェイ・ミュージカル化され、同作はトニー賞にノミネートされた。
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Source:Variety