ポール・ベタニー、トム・ハンクスにオナラをさせてしまった過去を振り返る ─「何をやっているんだと言われた」
マーベル・シネマティック・ユニバースによるドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」(2021)にて、ヴィジョン役を見事に演じ切り、世界中でいま最も注目を集める俳優のひとりポール・ベタニー。そんな成功を遂げた俳優だが、過去にはとんでもない大失敗も経験してきたようだ。
ベタニーはマーベル作品のほか、『ビューティフル・マインド』(2001)『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)など数々の話題作に出演を重ね、キャリアを不動のものにしてきた。ところが、過去に出演した『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)では、大恥をかかせてしまった先輩俳優がいるのだという。その相手というのが、同作の主演を務めた名優トム・ハンクスである。
この度、米Esquireのインタビューにて、ベタニーが当時の失敗談について振り返った。遡ること約16年前の2005年、『ダ・ヴィンチ・コード』の撮影初日にて、ベタニーはハンクスの腹を思いっきり殴り、その勢いでオナラまでさせてしまったのだという。もちろん、喧嘩ではない。ふたりのアクションシーンを撮っている際に起きた事故で、撮影は非常に静かな空間で執り行われていたため、オナラの音は完全に撮影現場を響き渡ってしまったとのこと。
前代未聞の事態に当時、「ヤバイ、どうしよう。世界的スターのトム・ハンクスにいま、オナラをさせてしまった」となったという。「彼は私を見て、私も彼を見て、“何をやっているんですか?”と言われましたよ」。さすがのハンクスも、ベタニーと同様にその状況に焦ったのだろう。
ちなみに、Esquireのインタビュアーは、「(ベタニーに)トム・ハンクスのオナラが臭ったかについては、尋ねる勇気はなかった」と記している。
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Source: Esquire