トム・ハーディ&チャニング・テイタム『ビバリーヒルズ・コップ』新作に出演の可能性 ― 監督がテレビ番組で発言

エディ・マーフィ主演のアクション・コメディ映画『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズの第4作に、今をときめくトム・ハーディ&チャニング・テイタムが出演する可能性が浮上してきた。
『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズは1994年に第3作が製作されて以降、続編の企画を何度も頓挫させながら現在に至っていた。2016年6月、パラマウント・ピクチャーズは新たな監督としてアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー監督を起用。当時は2016年末~2017年初旬より本格始動すると報じられていたが、いまだ製作開始には至っていない。
オランダのテレビ番組「De wereld draait door(英題:The World Turns)」に出演したアルビ&ファラー監督は、『ビバリーヒルズ・コップ4(仮題)』の現況を明らかにした。米JoBloが伝えている。
トム・ハーディ&チャニング・テイタム、悪役として登場?
これまで『ビバリーヒルズ・コップ』の新作が頓挫してきたのは、主演のエディ・マーフィが脚本に納得してこなかったためだといわれている。しかしアルビ&ファラー監督によると、どうやらその“苦境”はすでに乗り越えられたようだ。
第4作で描かれるのは、前作『ビバリーヒルズ・コップ3』からある程度の時間が経過した後のこと。いまやビバリーヒルズ警察のベテラン刑事となったアクセル・フォーリーが、デトロイト市警からやってきた無情な刑事と衝突するストーリーになるようだ。
両監督によると、現在はフォーリー役の相棒を務める俳優のキャスティングが行われているという。トム・ハーディ&チャニング・テイタムの名前が挙げられたのは悪役を演じる人物の候補者としてだった。ただし、現時点ではあくまで「可能性のある選択肢」というレベルでの言及にとどまっており、どこまで現実的な話なのかはわからない。さて、どちらか一人が悪役になる可能性があるのか、それとも二人ともキャスティングされるかもしれないのか……。
とはいえ『ビバリーヒルズ・コップ』の新作にハーディ&テイタムという選択はとても興味深いだろう。
なぜなら『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)や『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)、『ダンケルク』(2017)などシリアスな印象が強いハーディは軽妙な演技も巧みにこなすことで知られているほか、一方のテイタムもアクション俳優としての能力は折り紙付きで、『21ジャンプ・ストリート』(2012)などでそのコメディセンスをいかんなく発揮しているのである。アクション&コメディをこなせるスター俳優として、実現すればきっと見応えのある作品になることだろう。もしも共演が叶おうものなら、もはやエディ・マーフィそっちのけの映画になりかねないのでは?
ちなみに『ビバリーヒルズ・コップ4』の製作費は約5,000万ドルで、撮影は主にデトロイトにて行われるという。今後の情報を引き続き待つことにしよう!
Source: http://www.joblo.com/movie-news/beverly-hills-cop-4-is-on-patrol-to-cast-a-big-name-as-axel-s-partner-408-02
http://screenrant.com/beverly-hills-cop-4-channing-tatum-tom-hardy/
Eyecatch Image:
[Left] Tom Hardy / Photo by Georges Biard ( https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tom_Hardy_Cannes_2015.jpg )
[Right] Channing Tatum / Photo by Eva Rinaldi ( https://www.flickr.com/photos/evarinaldiphotography/19276524319/ )
Image Remixed by THE RIVER