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『ハルク』エリック・バナ、伝説のバイクレーサーの「復活」演じる ─ 主演・脚本・監督・製作の1人4役に挑戦

エリック・バナ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/13926618826/

『ハルク』(2003)『キング・アーサー』(2017)のエリック・バナが、伝説のモーターサイクル・ロードレーサー、マイク・ヘイルウッドの伝記映画『ザ・バイク(邦題未定、原題:The Bike)』で主演・脚本・監督・製作を兼任することがわかった。米The Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

マイク・ヘイルウッドは、1950年代から1960年代にかけてモーターサイクルのロードレース世界選手権で活躍し、9回のタイトルを獲得。その後、1967年に2輪から離れて4輪レースに軸足を移すこととなった。しかし、4輪では2輪時代のような目覚ましい活躍を見せることができず、1974年のドイツGPにて怪我を負ったことをきっかけに引退を決意。本作はマイクが4輪から引退した後の1978年、2輪の世界に11年ぶりの復帰を果たした、世界で最も危険といわれる“マン島TTレース”に焦点を当てた物語になるという。

監督はエリックと、映画監督・脚本家・プロデューサーのロバート・コノリーが共同で務める。本作の実現にあたっては、エリックの製作会社Truck Picturesとロバートが所属する製作会社Arenamediaが、マイクの家族から共同で映画化権を獲得した。マイクの未亡人ポーリーンと息子デビッドは、本作について「エリックとコノリーが、マイクの歴史に残る“カムバックレース”を映画化することに興奮しています」との声明を発表。「モータースポーツへの計り知れない情熱と知識を持つエリック・バナが、マイクのキャリアとライダーとしてのありのままの姿を映画で蘇らせてくれることを嬉しく思います」とコメントしている。

エリックは1996年に自らのコメディ&トーク番組「The Eric Bana Show Live(原題)」を開始して、オーストラリアで爆発的な人気を得た。その後、リドリー・スコット監督『ブラックホーク・ダウン』(2001)でハリウッドデビューを果たし、『トロイ』(2004)『スタートレック』(2009)『ローン・サバイバー』(2013)など数多くの作品に出演し続けている。

レース映画といえば

Source: The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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