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『ビルとテッドの大冒険』最新作、シリーズ完結編に ─ 脚本家コンビ「これで終わりです」

ビルとテッドの大冒険
© Orion Pictures Corporation 写真:ゼータ イメージ

キアヌ・リーブス&アレックス・ウィンター主演のSFコメディ『ビルとテッド』シリーズの最新作『Bill & Ted Face the Music(原題)』は、第3作にして完結編になるという。脚本を務めるクリス・マシソン&エド・ソロモンが明かしている。

シリーズ前2作から続投するマシソンとソロモンは米Comicbookのインタビューに登場。約29年ぶりの新作となる第3作について、ソロモンは「今回で身を引くのがちょうど良いんです」と話した。「ビルとテッドの物語は伝えきりました。これで完結です」。これに対して、「3作というのがキリの良い数なんです。始まりと中間、終わりを描くのに。これで終わりですね」とマシソンも同調。シリーズの物語を手掛けてきた2人は、“第3作でシリーズ完結”という互いの合意を明かした。

本作には、『ビルとテッドの大冒険』(1989)『ビルとテッドの地獄旅行』(1991)に引き続き、キアヌ演じるセオドア・“テッド”・ローガンとアレックス演じるビル・プレストンによるバンド「ワイルド・スタリオン」が再登場。中年となった2人が、“世界をひとつにする曲”を求めて未来に旅立つことになる。四半世紀越しの復活とだけあり、ファンも待ち焦がれていたであろう本作には、シリーズの集大成ということで更に期待が高まるところだ。

有終の美を飾るにあたり、本作ではキアヌ&アレックスの2人に加えて、テッドの父親役でハル・ランドン・Jr.、ミッシー役エイミー・ストック、“死神”グリム・リーパー役ウィリアム・サドラーら、オリジナル・キャストが復帰。また、“音楽”がテーマとなる本作のサウンドトラックには、オルタナティヴ・ロックバンドであるウィーザーやビッグ・ブラック・デルタ、ヘヴィメタル・バンドのマストドンやラム・オブ・ゴッドなど、豪華アーティスト陣の曲が含まれているといい、シリーズの完結編に華を添えることになる。

監督を務めるのは、『ギャラクシー・クエスト』(1999)や『ディック&ジェーン 復讐は最高!』(2005)のディーン・パリソット。製作総指揮にはスティーブン・ソダーバーグが名を連ねた。

映画『Bill & Ted Face the Music(原題)』は、8月28日よりアメリカの一部劇場にて上映、映像配信も同時スタートとなる。

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Source: Comicbook,  ScreenRant,Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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