DC『ブラックアダム』撮影終了 ─ ドウェイン・ジョンソン「キャリアの中で最も困難な仕事だった」

DCコミックス『ブラックアダム(原題:Black Adam)』の撮影がついに終了した。主演のドウェイン・ジョンソンが、Twitterにて報告している。
That a wrap on BLACK ADAM⚡️
Incredible journey.
Hardest undertaking of my entire career physically & mentally.
Worth every second.
Boundless gratitude to my 1,000+ crew members, actors and director, Jaume Collet-Serra.
The hierarchy of power in DC Universe is changing.
BA⚡️ https://t.co/adjLrimOYS— Dwayne Johnson (@TheRock) July 16, 2021
2021年4月より開始されていた本作の撮影が、3ヶ月に渡る期間を経てついに終了した。その報告とともにドウェイン・ジョンソンは、「体力的にも精神的にも、キャリアの中で最も困難な仕事でした。1秒1秒すべてに価値があります」と述べ、感慨深い様子。その上で、「1,000人以上の製作陣、俳優陣、そしてジャウム・コレット=セラ監督に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の気持ちも添えている。ドウェイン本人が豪語するように、『ブラックアダム』でDCユニバースにおけるヒエラルキーが変わるかもしれない。
『ブラックアダム』はシャザムの宿敵であり、支配欲求に取り憑かれた一種のダークヒーロー、ブラックアダムを描く作品。エジプト・カーンダックにて奴隷を解放したがゆえに、ロック・オブ・エタニティの魔法使いに封印されてしまう。復讐を果たすべく、現代に蘇るといった原作の背景が踏襲される模様だ。
出演者にはドウェインのほか、ピアース・ブロスナンがドクター・フェイト/ケント・ネルソン役、ノア・センティネオがアトムスマッシャー役、オルディス・ホッジがホークマン役、キンテッサ・スウィンデルがサイクロン/マクシーン・ヒュンケル役として名を連ねている。監督は、『エスター』(2009)『フライト・ゲーム』(2014)『ジャングル・クルーズ 』(2021)などのジャウム・コレット=セラだ。
映画『ブラックアダム(原題:Black Adam)』は、2022年7月29日に米国公開。