MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）18作目にラインナップされている、2018年2月全米公開予定の『ブラックパンサー』。主人公としては初めてのMCU黒人ヒーロー、メガホンをとるのが『クリード』や『フルートヴェール駅で』のライアン・クーグラー監督ということで、個人的にも世間的にも注目の高まる一作ですが、いかんせん公開まで一年あるのと（日本人はもっと待たされるかもしれません）、2017年の劇場公開映画の豊富さによってともすると意識の外にこぼれがちですが、つい先日、この映画の公式コンセプトアートの一部が公開となりました。

公開されたアートワークは、主にブラックパンサーことテイチャラが治めるアフリカの小国ワカンダの概観や、物語に登場するであろう奥深い森の中の謎の構造物、どことなくスターウォーズのプリクエルを彷彿とさせる会議シーンなどのコンセプト。残念ながらブラックパンサー以外のバイプレイヤー、ヴィランのアートは発表されていませんが、それでも十分『ブラックパンサー』が今までのMCUでは描かれなかった世界観をもった作品であることは見てとれます。海外のメディアではジェームス・キャメロン監督の『アバター』ぽいと話題になっていますが、筆者はPS3/4の大人気ゲームシリーズ『アンチャーテッド』を思い出しました。どうぞご覧ください。

公開された『ブラックパンサー』コンセプトアート

ワカンダの都市の俯瞰図でしょうか。ジャングルの山間にそぐわない近未来的な建築が並んでいます。

こちらは旧市街地から都心部を見ているのかもしれません。どことなくモロッコの市街に似ていますね。

はいキター。やっぱりかっこいいですねブラックパンサー。アメトイコレクターの間でもマーベルキャラ屈指の人気があります。

また車おっかけるのかい？乗っかられてるビークルも、SFマシンぽいですね。

何やら謎解きが始まりそうな遺跡？特定のアイテムを持っていないと扉が開かないやつです。

美しい洞窟内部の様子。青いイメージから『アバター』を連想する方がいるのでしょうか。

「元老院」ぽい会議の様子。こういうところで決まることって、どんな映画でもたいていろくでもないですよね。

いかがでしたか？個人的にはもっとマーベルのコミックスでいうところの「サヴェッジランド」っぽい「ジャングルの王者ブラックパンサー」みたいなのを予想していましたが、これはこれで全然、別の期待が膨らんでいい感じではないでしょうか。MCUきっての実力者ブラックパンサー、どんな物語になるのか本当に楽しみです。