『ブラックパンサー』主演俳優、現場では監督と拳で語りあっていた ─ 撮影前にスパーリング、血気盛んな舞台裏

SF、ファンタジー、クライム・サスペンス、コメディなど、あらゆるジャンルのエッセンスを取り入れ、一口に「スーパーヒーロー映画」では言い表しきれない幅の大きさを見せるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品群。2017年11月公開予定の『マイティ・ソー:バトルロイヤル』に続く期待作として注目を浴びるのが、チャドウィック・ボーズマン主演、ライアン・クーグラー監督で制作される『ブラックパンサー』だ。『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ』(2016)ではキャプテン・アメリカやアイアンマンら既存のヒーローらを時に凌ぐほどの存在感で鮮烈なデビューを果たしたワカンダ国伝説の黒豹の物語に迫る本作は、MCU史上最もアグレッシブな格闘映画になるかもしれない。

「サンディエゴ・コミコン2017」会場でVULTUREのインタビューに答えたチャドウィグ・ボーズマンは監督について、「彼はトレーラーまで僕を捕まえに来るんだ。現場主義な人でね。作品にフィジカルに入り込んできてくれる」と語った。更にボーズマンは、勢い溢れる現場主義の若き才能、ライアン・クーグラーの一風変わった舞台裏も明かしてくれている。

「格闘シーンでは、テンションを上げるために撮影前の僕たちとスパーリングを始めるんだ。僕たちは、お互いパンチやキックを浴びせあったよ。」

『ブラックパンサー』で監督を務めるライアン・クーグラーは、2015年には『ロッキー』シリーズ新章の『クリード チャンプを継ぐ男』で、アポロ・クリードの息子アドニス・”ドニー”・ジョンソンがボクサーとして目覚めていく物語を描き、数多くの映画賞に輝いた。『クリード』まではほとんど無名に近かったライアン・ジョンソン監督が前作で見せたストイックな世界観が、『ブラックパンサー』で更にスケールアップし、血気盛んなアクション描写となってスクリーンに映し出されることを期待したい。ライアン・クーグラー監督は『ブラックパンサー』で、格闘技めいたフィジカルのぶつかり合いを、MCUにもたらしてくれるのだろう。

ちなみに、スパーリングを制したのは?ボーズマンは、「それについては言えないな。僕らの中での話だから」と、男同士の拳の友情を貫いた。

映画『ブラックパンサー』は2018年2月16日全米公開予定。

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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