マーベル『ブラックパンサー』米国で『スター・ウォーズ』並みの社会現象に ― 興収記録で『アベンジャーズ2』超えの予想も

世界最強の黒豹、いよいよ米国にて進撃を開始――。
マーベル・シネマティック・ユニバースの最新作、映画『ブラックパンサー』が2018年2月16日(金曜日・現地時間)に米国で劇場公開され、早くも驚異的な記録を示している。米国の複数メディアが相次いで報じた。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』初日記録を更新

Deadline誌によれば、『ブラックパンサー』の米国における初日興行収入(15日の前夜祭上映を含む)は7,640万ドル。これはブラックパンサーが初登場を果たした『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の7,550万ドルを超える数字とあって、本作がヒーローの単独映画第1作として、いかに“化け物”めいた初動を見せているかを物語っているだろう。
なおComingSoon.netによれば、16日の時点で海外興収は8,150万ドル(推定)とのこと。イギリス、そして撮影の行われた韓国で特に高い成績を収めたようだ。なお日本では3月1日に公開されるほか、一大市場である中国、そしてロシアでの公開はまだ先となる。


こうした中、Deadlineは17日朝の時点で、本作の興行収入予測を発表している。なんと同誌の見込みによれば、3日間で約1億8,580万ドル、4日間で2億1,300万ドル以上の売上を達成できるというのだ。
これが実現した場合、『シビル・ウォー』の1億7,910万ドルという3日間の興収記録、そして『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の2億440万ドルという4日間の興収記録をそれぞれ更新することになる。ただし『ブラックパンサー』の場合、2月19日(月曜日)が米国の祝日にあたるため、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』と条件は等しくない。それでも作品の持っている要素の違いを鑑みれば、その成績のすさまじさは言うまでもないだろう。

米comScore社の提供する映画市場の分析サービス“PostTrak”によれば、なんと調査対象の55%が『ブラックパンサー』のチケットを購入しているという。前売りセールスで『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)を抜いてヒーロー映画最高の記録を見せた本作は、ついにヒーロー映画どころではなくスター・ウォーズ』にも並ぶ社会現象になったと伝えられているのだ。ちなみにThe Hollywood Reporter誌によれば、大手映画館チェーンのAMCシアターズでは、33の劇場で史上最高の売れ行きを示しているという。

 

ついに動き始めた『ブラックパンサー』は、これから観客の口コミもあいまって、どこまで成績を伸ばすことになるのだろうか。マーベル・シネマティック・ユニバース初の黒人ヒーロー映画にして、現代の情勢をはらんだポリティカル・アクション。そして先鋭的な音楽・ファッションのセンス……。本作による革命の狼煙はすでに上がっている。

映画『ブラックパンサー』は2018年3月1日より全国ロードショー

Sources: http://deadline.com/2018/02/black-panther-thursday-night-preview-box-office-1202291093/
http://www.comingsoon.net/movies/news/924005-black-panther-scores-75-8-million-on-friday
https://www.hollywoodreporter.com/heat-vision/black-panther-top-grossing-film-history-at-33-amc-theaters-1085844
©MARVEL STUDIOS 写真:ゼータ イメージ

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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