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『ブラック・フォン』主演、注目の子役ふたりはマーベル映画が大好き ─ イーサン・ホークといきなり共演

『ドクター・ストレンジ』(2016)のスコット・デリクソン監督とブラムハウスがタッグを組み、主演イーサン・ホークで贈るサイコ・スリラー映画『ブラック・フォン』が2022年7月1日より日本公開となる。

マスク姿の恐ろしい連続殺人鬼に監禁された地下室に、死者からの電話が鳴り響く。主人公フィニーは生きて脱出するため、この不気味な電話に応えなければならない。一方、兄が行方不明となったグウェンは、不思議な能力を活かして独自に捜索を開始する。

名優イーサン・ホークが演じる殺人鬼と対峙する少年を演じたメイソン・テムズは、本作が長編映画デビューとなる新鋭俳優。妹グウェン役のマデリーン・マックグロウは『トイ・ストーリー4』(2019)ボニーの声や、『アントマン&ワスプ』(2018)ホープの幼少期役などを演じている。共に十代半ば、若さ溢れるふたりにTHE RIVERでは動画でインタビューを行った。スーパーヒーロー映画の話題に興奮する2人の愛らしい姿は、ぜひ動画で。

『ブラック・フォン』フィニー役メイソン・テムズ、グウェン役マデリーン・マックグロウ 動画インタビュー

──こんにちは。今日は東京からかけています。おふたりとも、この映画で素晴らしい仕事をしたと思いますよ。

メイソン&マデリーン:ありがとうございます!

──メイソン、君が演じた主人公フィニーは、劇中でホラー映画を観ていますね。もちろん、本作もホラー映画なわけですが。それで、2人はホラー映画をよく観ますか?好きな映画はある?

メイソン:ホラー映画は大好きです。しかも、初めての映画がホラー映画なんて最高。

マデリーン:残念ながら、私はホラー映画とか、怖い映画をあまり観せてもらえないんです。でも、頑張ってYouTubeで観ていて、だからホラー映画に出られて嬉しいです。そうすれば、お母さんから観せてもらえるようになるからです。

──メイソン、特に好きなホラー映画はありますか?

メイソン:今までで一番怖かったのは『フッテージ』。特に、スコット監督とイーサンがやっている映画ですし、今作でその2人とご一緒できて、すごく光栄です。

──あの映画は怖かったですね。イーサン・ホークといえば伝説的な俳優の一人ですが、本作では恐ろしい連続殺人鬼を演じています。メイソンは彼と対峙しなければならなかったわけですが、イーサンは現場で優しかった?

メイソン:今までお会いした中でも、一番素晴らしい方でした。説明の仕方も的確ですし、素敵な方です。彼の相手役ができたことが嬉しいです。

──おふたりとも若く、メイソンが言ったように、君にとってはこれが初の長編映画ですね。将来はどんな映画に出てみたいですか?

マデリーン:今作のようなリアルな映画か、もっと笑える映画もいいかも。

メイソン:そうだね。僕はキャラクターが好きなので、そういう映画をやりたいです。

──スーパーヒーロー映画は好き?

メイソン:大好きです!

マデリーン:大好きです!

メイソン:スーパーヒーロー役は演じたい!

マデリーン:そう!マーベル映画に超ハマってるんです!今までのマーベル映画はほぼ全作観ていると思います。すごく楽しいし、観ていると自分でもスタントもやって、スーパーヒーローをやりたくさせられちゃう。

メイソン:ホントそう!僕、小さい頃にスパイダーマンの格好して、ニューヨークをスウィングするみたいに、裏庭でごっこ遊びしてたし。

ブラック・フォン
© 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

──おふたりとも、劇中ではイジメや虐待の激しいシーンをこなしていますね。すごく痛々しかったです。現場ではどんな雰囲気だったのですか?

メイソン:あれは……、(マデリーンに)ジェレミー・デイヴィスの件、話す?あれ、超激しかったから。

マデリーン:そうですね。私がやった一番激しかったシーンは、父親テレンス役を演じたジェレミー・デイヴィスに叩かれまくるシーンです。でも、スコットがすごく気を利かせてくださって、撮影を始める前にしっかり話し合いの時間を設けてくださったんです。撮影を始めるまではすごく不安だったんですけれど、そのおかげで緊張がなくなりました。役に集中するのに、大きな助けになりました。ジェレミーも、技術スタッフの皆さんも素晴らしかった。観た人にも楽しんでいただいて、あのシーンの感情を感じ取っていただけたら嬉しいです。

メイソン:イーサンとのシーンもすごく激しかったけれど、終わってみればめちゃくちゃ楽しかったです。撮影も楽しかったですね。

ブラック・フォン
© 2021 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.

──スコット・デリクソンといえば、当代最高の映画監督の一人ですね。彼との仕事はいかがでしたか?

メイソン:信じられないくらいです。最高に優しい方で、光栄でした。僕もマデリーンもすごくお世話になりましたし、『ブラック・フォン』だけじゃなくても、感謝しきれません。

メイソン:彼にはいつも感謝しています。

──ありがとうございました!良い一日を!

メイソン:ありがとうございました!

マデリーン:ありがとうございました!そちらもね!

映画『ブラック・フォン』は2022年7月1日公開。

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Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。