『ブラック・ウィドウ』音楽に『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』作曲家が参加

マーベル・シネマティック・ユニバース最新作『ブラック・ウィドウ』の音楽に、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)などのローン・バルフェが参加したことがわかった。Film Music Reporterが報じている。
これまで『ブラック・ウィドウ』では、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)や『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)のアレクサンドル・デスプラが音楽を担当すると報じられていた。これは、2020年1月に公開された予告編で明らかになったもので、その後の状況は不明。バルフェがデスプラとともに音楽を手がけているのか、なんらかの理由で作曲家が交代となったのかは分かっていない。
バルフェは『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のほか、『バッドボーイズ フォー・ライフ』や『6アンダーグラウンド』(2019)、『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)といったアクション大作で音楽を多数手がけてきた。一方、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2017)やドラマ「ザ・クラウン」(2017-)、アニメやゲームなどにも、ジャンルを問わず参加している。
『ブラック・ウィドウ』は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経て、マーベル・シネマティック・ユニバースの「フェイズ4」を開幕する作品であり、スカーレット・ヨハンソン演じるナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウを主人公とする初めての単独映画。当初は2020年5月1日(金)に日米同時公開予定だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、世界的に公開延期となっている。なお、マーベル・スタジオは可能な範囲でリモートワークによる作業を進行中とのこと。バルフェの就任は、現在も水面下でなんらかの準備が進められていることを示唆するものと考えられる。
Source: Film Music Reporter