『ブラック・ウィドウ』米特別映像、スカーレット・ヨハンソンが活躍を振り返る

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作映画『ブラック・ウィドウ』より、2021年4月28日(米国時間)に“スーパーヒーローの日”(National Superhero Day)を記念した特別映像が米国で公開された。単独映画の公開を控えた今、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの活躍を少しだけ振り返ってみよう。
“スーパーヒーローの日”とは、現実にも、フィクションの世界にもいるスーパーヒーローたちを称える日として親しまれているもの。今回の映像は、マーベル・スタジオが「ナターシャ・ロマノフは永遠に我々のヒーロー」として、彼女の活躍を回想する内容だ。
「つかみどころのないナターシャ・ロマノフのこと、どれくらいご存知ですか?」。語りは『アイアンマン2』(2010)以来、ブラック・ウィドウ役を演じてきたスカーレット・ヨハンソン。ナターシャの「S.H.I.E.L.D.に入る前、私は自分で名を上げた」というセリフに続くのは、スカーレットの「アベンジャーズを結成する時、S.H.I.E.L.D.が頼ったのは……」との言葉。『アベンジャーズ』(2012)で、ナターシャが電話を肩と頬の間に挟んだまま格闘を繰り広げるシーンが挿入される。
「KGBの元暗殺者、S.H.I.E.L.D.のエージェント。アベンジャーズの一員としてニューヨークの決戦に加わり、ウィンター・ソルジャーと対決し、ウルトロンから世界を守った。ソコヴィア協定にサインして、その結果にも向き合った。サノス軍を食い止めようとして、すべてを失ったように思えた後も、彼女はチームを組みました。」
スカーレットの言葉通り、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)まで、ナターシャはMCUのあらゆる局面において戦いを続けてきたのである。「だけど、みなさんは彼女のことをどれくらい知っているんでしょう? 彼女の物語を語る時です」。かくして映像は、謎に包まれたナターシャの過去に迫る『ブラック・ウィドウ』へとつながっていく。
締めくくりは、スカーレットの「お待たせしました」という一言。新型コロナウイルスの影響による1年以上の公開延期を経て、ようやくその全貌が明らかになる。
映画『ブラック・ウィドウ』は2021年7月9日(金)、映画館 and ディズニープラス プレミア アクセス同時公開(プレミア アクセスは追加支払いが必要)。
▼ の記事
「マーベル映画はサウンドの趣味が悪い」 ─ 『ブラック・ウィドウ』の候補だった監督「まだ観ていない」 「飛行機の中で何本か観たけど」 ブラック・ウィドウ役スカーレット・ヨハンソン、マーベルとの仕事は「終わった」 ─ ペッパー役グウィネス・パルトロウも 寂しいけれど マーベル『サンダーボルツ』脚本を大幅改稿か ─ 新脚本家起用、以前の脚本は「ボツになった」との噂も 実態やいかに 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』スター・ロード役に古田新太 ─ マーベル新ポッドキャスト「ウェイストランダーズ」日本配信決定 全6シーズン! マーベル『サンダーボルツ』と『ブラック・ウィドウ』は「繋がっている」、マーベル視覚部門ディレクターが示唆 続投キャラも多い