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『ブラック・ウィドウ』米公開延期、MCUのタイムラインには「影響なし」 ─ 米メディアが証言入手

ブラック・ウィドウ
©Marvel Studios 2020

新型コロナウイルス(COVID-19)が、現実世界のみならず、もうひとつのユニバースにも甚大なる影響をもたらすとしたら。『アベンジャーズ』シリーズで知られるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は、各作品が緊密なつながりを持つことで知られる、ハリウッド屈指の人気を誇るシリーズ。今後は映画のみならず、テレビシリーズを巻き込んで、さらに複雑化していく方針だ。

2020年3月17日(米国時間)、アメリカでの新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、MCU最新作『ブラック・ウィドウ』の米国公開延期が発表された。MCUの「フェイズ4」を開幕する本作の延期は、ユニバースそのものに影響を与えるのではないか……。

しかし米Varietyでは、この懸念を払拭する証言が届けられている。マーベル・スタジオに近しい人物の証言によれば、『ブラック・ウィドウ』の公開延期がシリーズのタイムラインに影響を与えることはないというのだ。ただし今回の証言については、「『ブラック・ウィドウ』が8月以前に公開されることを示唆するものか、本作がフェイズ4の物語において重要度が低いということなのかはわからない」とされている。MCUの次回作としては、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー(原題:The Falcon and the Winter Soldier)」が2020年8月に米国配信予定なのだ。

『ブラック・ウィドウ』は、MCUとしては新機軸の“前日譚映画”であり、物語『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)を舞台に、ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウの知られざる過去が描かれる。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)に繋がるエピソードもあるというが、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」以降のMCU作品に影響する内容かどうかは、観客にも、ジャーナリストにも、まだ誰にもわからない。

新型コロナウイルスの影響を受けて、マーベル・スタジオは「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」「ワンダヴィジョン(原題:Wandavision)」「ロキ(原題:Loki)」、2021年公開映画『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』の製作を中断。『エターナルズ(原題:The Eternals)』は2020年11月6日に米国公開予定だが、同作のポストプロダクション(撮影後作業)への影響も懸念されるところだ。『ブラック・ウィドウ』の米国公開延期に伴い、MCU作品の公開・配信スケジュールにいかなる影響があるかも現時点では不明である。

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Source: Variety

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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