黒人男性死亡受け「Black Lives Matter」抗議広がる、マーベルやNetflix、映画・ドラマ界も声明発表

— Disney (@Disney) May 31, 2020
ワーナー・ブラザースは、『黒い司法 0%からの奇跡』(2019)で描いた弁護士ブライアン・スティーヴンソンによる「誰かがじっとしている時は、誰かが立ち上がらなければならない。誰かが黙っている時は、誰かが声を上げなければならない」という言葉を引用し、ブラック・コミュニティや「いわれなき暴力を受けているすべての人」を支持すると記した。「みなさんの声が、みなさんのメッセージが大切です」。
そのほか、ユニバーサル・ピクチャーズやパラマウント・ピクチャーズ(米ViacomCBS)、Amazon Studios、A24、ライオンズゲートなども、SNSやプレスリリースを通じて差別への抗議を発信。アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは、「ジョージ・フロイドの死は誰にとっても受け入れられるものではない」として、「我々は人種差別に光を当て、成長するために力を尽くすべき」とコメント。そのほか、各製作会社なども声明を発表している。
— The Academy (@TheAcademy) May 31, 2020
“Somebody has to stand when others are sitting. Somebody has to speak when others are quiet.” – Bryan Stevenson
We stand with our Black colleagues, talent, storytellers and fans – and all affected by senseless violence. Your voices matter, your messages matter. #BlackLivesMatter
— Warner Bros. (@warnerbros) May 31, 2020
— Universal Pictures (@UniversalPics) May 31, 2020
— Paramount Pictures (@ParamountPics) May 31, 2020
テレビ業界からは、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)「ウォッチメン」(2019)などのHBOが、作家・詩人のジェームズ・ボールドウィンによる「愛も恐怖を人を盲目にはしない。無関心は人を盲目にする」との言葉を引用。「アトランタ」(2016-)のFXは「アフリカ系アメリカ人の同僚やアーティスト、友人を支持します。誰に対するいわれなき暴力をも容認しない、法制度を支持する人々すべてを支援します。法のもと、我々の人権が真に平等になるまで、我々の国家が癒されることはない」と強いメッセージを発した。AMCも同じく声明を発表している。
“Neither love nor terror makes one blind: indifference makes one blind.” — James Baldwin
We stand with our Black colleagues, employees, fans, actors, storytellers — and all affected by senseless violence. #BlackLivesMatter
— #BlackLivesMatter (@HBO) May 31, 2020
FX stands with our many African American colleagues, artists and friends, and we support all who stand for a just legal system—one that does not tolerate senseless violence against anyone. Our nation cannot be healed until all of our rights are truly equal under the law.
— FX Networks (@FXNetworks) May 31, 2020
SNS業界では、米Twitterの公式アカウントのアイコンが黒い鳥に変化し、ハッシュタグ「#BlackLivesMatter」には黒人たちが拳を挙げる絵文字が用意された。YouTubeは社会的不公正を是正する取り組みを支援するため、100万ドルを費やすことを約束。米TikTokもメッセージを公開した。