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MCU版『ブレイド』製作遅延、「成功には秘伝のタレが必要」とウェズリー・スナイプス ─ マハーシャラ・アリに「幸運を祈る」

Wesley Snipes ウェズリー・スナイプス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/41969117570/ Remixed by THE RIVER

『ブレイド』3部作で主演を務めたウェズリー・スナイプスが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『ブレイド』の大幅な製作の遅延について言及した。成功には「秘伝のタレ」が必要だと語っている。

2019年に企画が発表されたMCU版『ブレイド』は主演にマハーシャラ・アリが抜擢された。アリによる持ち込み企画として注目されていたが、開発は思うように前進せず、5年間で2人の監督が離脱。脚本も複数人の脚本家によって手が加えられており、ある時点でアリは苛立ちを募らせていたとの報道もあった。

Entertainment Weeklyでは、『ブレイド』の先輩であるウェズリー・スナイプスがMCU版の製作遅延について、私見を述べている。スナイプスといえばMCU版企画発表時にアリへ激励のメッセージを贈っていた。今回スナイプスは「私は彼にエールを送り、私の祝福とサポートは君のものだと伝えました」と当時を振り返っている。

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スナイプスはそれ以降アリとは連絡を取っていないというが、製作遅延に関する話は耳にしているのだとか。「今、彼ら(マーベル)がこのプロジェクトで直面している困難は、彼のせいではないはずです」と語り、アリを擁護する姿勢を見せている。「俳優の責任ではありません」。

“経験者は語る”とはまさにこのことなのだろう、「『ブレイド』を成功させるには、もっと多くのことが必要です」とスナイプス。「ブレイドをやるには秘伝のタレが必要なんですよ」とプロジェクト特有のハードルを示唆した。「幸運を祈ります。彼は私の仲間ですけどね」。

MCU入りが待たれるブレイドだが、マーベル・スタジオは製作を急いでいない。同スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、企画の最優先事項として「急ぐことなく、正しい『ブレイド』の映画を作ること。素晴らしい『ブレイド』の映画が過去に存在しますから」と語っている

既報では2024年夏までに脚本の完成、秋の撮影開始が見込まれているとのこと。現時点では、2025年11月7日に米国公開予定となっている。

Source:Entertainment Weekly

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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