MCUリブート版『ブレイド』、2023年5月1日に撮影開始 ─ 1920年代が舞台に?

吸血鬼ハンター・ブレイドの物語を描く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)リブート版『ブレイド(原題)』の撮影開始日が2023年5月1日となることがわかった。
今回の情報は、ハリウッドで働く俳優やスタッフに求人情報を提供する米Film & Television Industry Allianceが公開したもの。撮影は2023年5月1日から、米アトランタとニューオーリンズで実施されると記されている。この情報はあくまでも求人を目的とするもので、実際の撮影がこの日から始まることを確約するものではないが、5月1日が撮影開始の目安となるようだ。
以前より『ブレイド』の撮影は2023年4月下旬より開始されると伝えられていたが、ほぼ同時期の撮影開始となる。『ブレイド』は、1990~2000年代にウェズリー・スナイプス主演で実写化された元祖マーベル映画を、MCUで新たに蘇らせる注目企画。もともと本作は、『シュガーランドの亡霊たち』(2019)のバッサム・ターリクを監督に迎え、2022年10月より撮影に入るはずだったが、その直前となる9月下旬に監督が降板。マーベル ・スタジオが後任を探す間、映画の米国公開日は2023年11月3日から2024年9月6日に変更となり、『ベルファスト71』(2014)『ホワイト・ボーイ・リック』(2018)でメガホンを取ったフランス出身のヤン・ドマンジュが監督に就任した。
ブレイド役を演じるのは、『ムーンライト』(2016)『グリーンブック』(2018)でアカデミー助演男優賞に2度輝いたマハーシャラ・アリ。『マルコムX』(1992)などスパイク・リー監督作品で知られるデルロイ・リンドー、DCドラマ「クリプトン」(2018‐2019)のアーロン・ピエールが出演する。脚本を担当するのは、「ボクらを見る目」(2019)「コリン・イン・ブラック・アンド・ホワイト」(2021)のエピソードを執筆したマイケル・スターバリー。
『ブレイド』は、人間とヴァンパイアの混血として生まれた青年ブレイドが吸血鬼ハンターとして活躍する物語。時代設定は1920年代となることが噂されているが、詳しい情報についてはまだ明かされていない。
映画『ブレイド(原題)』は2023年5月1日より撮影開始予定。
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Source:Film & Television Industry Alliance