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マーベル『ブレイド』公開延期 ─ 『プレデター』新作映画が代わりに公開決定

ブレイド(原題)
 (c) 2022 Marvel

やはり、というべきか……。マーベル・シネマティック・ユニバース映画『ブレイド』の公開が延期になったようだ。2025年11月7日の米公開予定とされていが、これが未定となった。米Deadlineなどが伝えた。

これによって空白となった2025年11月7日には、『プレデター』シリーズ新作映画『Predator:Badlands(原題)』が公開される運びとなった。

これまでに『ブレイド』は、空前絶後のドタバタ劇を繰り広げている。企画が発表されたのは2019年のことで、バッサム・ターリクとヤン・ドマンジュ、2人の監督が降板している。この秋から撮影に入るとされながら、現在までに3代目の監督は見つかっていない状態だった。

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主演は『グリーンブック』(2018)マハーシャラ・アリで、本作はアリによる持ち込み企画。製作が思うように進まないことに、アリが苛立ちを募らせているとの情報もあった。共演には『X エックス』シリーズのミア・ゴスが残っている。

マーベル・スタジオはクリオティを優先するため、劇場公開映画は年に2〜3本に絞る方針だ。2025年はすでに3作の公開予定があり、2026年公開予定は『アベンジャーズ:ドゥームスデイ』の1作のみだから、早ければ2026年登場となる可能性はある。

スタジオ側は焦らずの姿勢。ケヴィン・ファイギCEOは「最も大切なのは、急ぐことなく、正しい『ブレイド』の映画を作ること」と以前に語っている。正しい監督や脚本を見極め、万全を期する状態で実作業に挑む構えだ。

一方で、マーベル・スタジオはタイトル不明の新作の公開予定日として、2028年2月18日、2028年5月5日、2028年11月10日の3つのスロットを発表している。

『ブレイド』代打となる形で米公開日が決定した『Predator:Badlands』は、評判作『プレデター:ザ・プレイ』(2022)ダン・トラクテンバーグ監督が続投する新たな作品で、近未来を舞台とする。ストーリーは不明。『マレフィセント』シリーズのエル・ファニングが出演するとされる。

Source:Deadline

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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