『ブレードランナー』初の実写ドラマ「ブレードランナー 2099」に「ゲースロ」監督が就任決定

SF映画の金字塔シリーズ『ブレードランナー』の最新作にして初となるドラマシリーズ「ブレードランナー 2099(原題:Blade Runner 2099)」のパイロット版監督を、「ゲーム・オブ・スローンズ」などのジェレミー・ポデスワが手掛けることが明らかになった。製作監督、エクゼクティブ・プロデューサーも務めることになる。米Varietyなどが報じた。
本作は『ブレードランナー』(1982)『ブレードランナー 2049』(2017)の続編で、この原題は前作の50年後にあたる2099年が舞台となることを示している。
製作総指揮は『ブレードランナー』を手がけたリドリー・スコット、Apple TV+のサスペンスドラマ「Shining Girls(原題)」の新鋭シルカ・ルイザ。ルイザはシリーズの脚本も執筆する。同じく製作総指揮には『ブレードランナー 2049』脚本家のマイケル・グリーンとプロデューサーのシンシア・ヨーキンも参加するが、グリーンは本作の脚本は執筆せずプロデュースに回った。そのほか「エクスパンス -巨獣めざめる-」(2015-2022)のベン・ロバーツ、「LEFTOVERS/残された世界」(2014-2017)のトム・スペツィアリーらも名を連ねている。
パイロット版監督と製作に抜擢されたポデスワは「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン5〜7にかけて全6エピソードを手掛けたほか、「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」などの評判作でもいくつかのエピソードを監督した。
「ブレードランナー 2099」はAmazon Prime Videoにて世界配信予定のリミテッドシリーズ(1シーズンかぎり)。熱狂的なファンを持つ『ブレードランナー』シリーズ初の実写ドラマとあって、大きな注目が寄せられるのは必至。Amazon Studiosのグローバル・テレビジョン部門を統括するヴァーノン・サンダース氏は「映画シリーズの知性とテーマ、精神性を守る」というモットーを明らかにしている。あらすじなどの詳細やリリース時期は不明だ。
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Source:Variety