DC映画『ブルービートル』に『テルマ&ルイーズ』スーザン・サランドンがヴィラン役で出演、シャロン・ストーンは降板か

DCコミックスのスーパーヒーロー、ブルービートルを主人公にした映画『ブルービートル(原題:Blue Beetle)』に、『デッドマン・ウォーキング』(1995)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたベテラン演技派のスーザン・サランドンが出演することが明らかとなった。
米The Wrapによれば、サランドンが演じるのは、映画のために新しく生み出されたヴィクトリア・コード(Victoria Kord)というヴィラン。現時点ではキャラクターの詳細は不明だが、2代目のブルービートル、テッド・コード(Ted Kord)の妻ではないかとも伝えられている。
同役には『氷の微笑』シリーズで知られるシャロン・ストーンが決定したと報じられていたが、ストーンの代わりにサランドンが契約に至ったのではないかと見られている。
DC映画で初のラテン系スーパーヒーローとなるブルービートル/ハイメ・レイエス役で主演するのは、Netflixの人気ドラマ「コブラ会」(2018‐)のミゲル役で注目されたショロ・マリデュエナ。『ボーダーライン』(2015)のラオール・マックス・トゥルヒージョが不死身の男カラパックス役に起用され、ハイメの叔父ルディ役で『バレンタインデー』(2010)のジョージ・ロペスが出演。アドリアナ・バラーサ、エルピディア・カリーロ、ダミアン・アルカザールらもキャストに名を連ねている。
これまでにサランドンは5度もアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた経歴を持ち、代表作には『テルマ&ルイーズ』(1991)、『ロレンツォのオイル/命の詩』(1992)、『依頼人』(1994)などがある。
ブルービートルは、甲虫の形をした「スカラベ」なる装置により、全身をスーパーアーマーで覆って戦うヒーロー。1939年に米Fox Comicsで誕生し、その後、1950年代に米Charlton Comicsに権利が移譲。1983年にDCコミックスが権利を取得した。映画版では3代目のブルービートル、高校生のハイメ・レイエスが主人公になる。
『ブルービートル(原題:Blue Beetle)』は2023年8月18日に米公開予定。
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Source:The Wrap