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米ディズニー、コロナ禍で1日3000万ドルの損失 ─ 退任したボブ・アイガーも復帰して舵取り

ディズニー

ディズニーは、新型コロナウイルスの影響による苦境に立たされている。世界各地のディズニー・パーク、および関連するホテル、クルーズ船、ほか店舗は閉鎖・停止され、大作映画の公開は延期を余儀なくされているためだ。米New York Timesのレポートによれば同社は現在、1日あたり3,000万ドル以上の損失を出している計算だという。

この異常事態を受け、2020年2月にCEOの座を退いたはずのボブ・アイガーが社に舞い戻り、事実上の指揮を取っている状態だという。「これほどの規模の危機、そしてディズニーに及ぶ影響を考えると、ボブ(・チャペック、後継者)や会社の対処を積極的に支援するのは必然。特に私は、この会社を15年も経営したのだから!」と、アイガーは同誌にメールで答えている。

同社は、テーマパークの閉園や映画の公開延期に加え、幹部の給与カットや映画スタジオ(マーベル・スタジオやルーカスフィルムを含む)従業員の一時解雇などを行っている。記事によると、現在の同社の雰囲気は「悲惨」なものだと伝えられている。

未曾有の危機を受けてカムバックしたアイガーが見据えるのは、コロナ禍終息後の未来。中でも、「いかにテーマパークに客を呼び戻すか」の検討に注力しているという。来場客の検温を実施し、感染拡大の防止に努めていく。

同社が展開を始めたばかりのD2C(消費者直結型)サービス、「Disney+」は開始からわずか5ヶ月で5,000万人の有料会員を獲得したとの景気の良いニュースがあったが、それでも「今ではまだ投資のフェーズである」と同記事は伝えている。「大作映画の公開ほどの収益を生み出すには、まだ何年もかかる。それに、同サービスには新しいコンテンツが必要だが、テレビも映画も製作が止まっている時世である。」

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Source:NYT

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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