ボバ・フェット、メイス・ウィンドゥへの復讐に執念「奴のことはずっと狙っている」

『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)で父親(クローンのオリジナル体)ジャンゴ・フェットをジェダイ・マスターのメイス・ウィンドゥに殺害されたボバ・フェット役テムエラ・モリソンが、メイス狩りへの執念を燃やしている。

当時銀河共和国で設立されたばかりだったクローン軍団とジェダイ、対する独立星系連合のドロイド軍およびジオノージアンが激戦を繰り広げたジオノーシスの戦い。ジャンゴ・フェットはアリーナでクリーチャーの攻撃を受けていたメイスを仕留めにかかったが、形勢逆転となりメイスのライトセーバーに首をはねられ死亡した。息子ボバはその瞬間を目撃しており、戦が収まった後に父の亡骸のもとへ近づき、はねられたヘルメットに額を合わせて追悼している。
ボバ・フェットは、唯一の身寄りである父の命を奪ったメイスを恨み続けていたようだ。演じたテムエラ・モリソンは「奴には父の大きな借りがある」と米IMDbに語っている。「奴のことはずっと狙っている。獲物リストの一番上にいる」。
これを聞いていたボバの相棒フェネック・シャンド役ミンナ・ウェンが「復讐ね」「ゆっくり拷問して」と提案すると、モリソンは「当たり前だ」と不適な笑みを浮かべて頷くのだった。
メイスはシーヴ・パルパティーンのフォース・ライトニングによって死亡したと伝えられているが、有識者の間では、実は生き延びていたのではないかとする説が囁かれている。ファースト・オーダーが台頭した後、最高指導者スノークの正体はジェダイ・オーダーを逆恨みしたメイスの怨念ではないかとの声もあったほどだ。また、『スター・ウォーズ』創造主ジョージ・ルーカス自身も、メイスは生きていると半分認めているようである。
仮に生き延びたメイスが銀河のどこかに現れるとすれば、そこには必ずしやボバ・フェットが追って来ることだろう。パーティーは、まだ終わっていないかもしれない?
Source:IMDb