ボバ・フェットの愛機「スレーヴI」名称変更、テムエラ・モリソンも認める「ファイアスプレーと呼んでいます」

『スター・ウォーズ』の人気キャラクター、ボバ・フェットが乗る宇宙船の名称が変更になったとされる話題について、ドラマ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」の主演テムエラ・モリソンが事実を認め、新名称を紹介している。
ボバ・フェットの乗る宇宙船はこれまで「スレーヴI(Slave I)」との名称で知られた。物語の歴史の中で、本艇はボバの父親代わりであるクローンのオリジナル体ジャンゴ・フェットの愛用機として『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)でも登場した後、ボバが引き継いでいた。
ところが2021年6月、レゴ社から発売された本艇の新レゴセットの名称が「スレーヴI」ではなく、「Boba Fett’s Starship(ボバ・フェットの宇宙船)」とされていたことが話題に。同社関係者は「もうスレーヴIとは呼んでいません」「おそらく公表はされていないと思いますが、ディズニーとしてはもうこの呼称を使いたくないのでは」と認めていた。「Slave」は奴隷という意味があり、ディズニーがこれを嫌ったものと考えられている。
その後、Dinsey +ではボバ・フェットの単独ドラマの配信が開始。本艇は劇中にも登場している。その呼称についてボバ役のテムエラ・モリソンは「ファイアスプレーと呼んでいます」と話し、「エピソード内でも言及している」と説明。同時に、「ガンシップとも呼びます。ファイアスプレー・ガンシップです」と、製作側での呼び名を紹介した。
なぜ「ファイアスプレー」なのかというと、それは本艇の成り立ちに由来していると思われる。本艇は「ファイアスプレー31級哨戒攻撃艇」と呼ばれる希少なスターシップを改造したものだからだ。つまり、これからのボバは、自分の愛機を流通名称のまま呼ぶということである。それはボバの性格からすると少々味気ない気もするが、“大名”のご意向であれば仕方あるまい。
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Source:TheWrap