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『ボヘミアン・ラプソディ』続編検討中か ─ クイーンMV監督が証言するも、映画プロデューサーは否定

ボヘミアン・ラプソディ
© 2018 Twentieth Century Fox

ロックバンド「クイーン」とフレディ・マーキュリーを描き、世界的大ヒットとなった『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)の続編が検討されている…のかもしれない。クイーンのミュージックビデオ作品を多数手がけたルディ・ドレザル監督が証言するも、映画のプロデューサーであるグレアム・キング氏は否定した。

ルディ監督がクイーンに最初に携わったのは、『ボヘミアン・ラプソディ』を締めくくった「ライブ・エイド」が開催された1985年のこと。「One Vision(ワン・ヴィジョン)」のミュージックビデオ(MV)で監督を務め、その後は「The Show Must Go On(ショー・マスト・ゴー・オン)」を含む多くの楽曲でMVを制作。クイーンやフレディ・マーキュリーのドキュメンタリー作品も発表してきた。


このたび米Page Sixの取材に対して、ルディ監督は、クイーンのプロデューサーであるジム・ビーチ氏が「ライブ・エイドから始まる続編を計画している」と発言。続編の製作について、「クイーン・ファミリーは真剣に検討している」とも述べた。『ボヘミアン・ラプソディ』劇中にも登場したジム氏は、同作でプロデューサーも担当。いわば映画の成立になくてはならなかった人物だ。

ボヘミアン・ラプソディ
『ボヘミアン・ラプソディ』劇中のジム・ビーチ(トム・ホランダー)© 2018 Twentieth Century Fox

ところが、ルディ監督による発言を『ボヘミアン・ラプソディ』製作陣は否定している。米/Filmによれば、ジム氏とともに映画のプロデュースを担当したグレアム・キング氏の広報担当者は、今回伝えられた発言の内容について「事実でない」とコメントしたとのこと。Page Sixはルディ監督のみならずクイーンのレーベルにも取材しているが、同代理人も「続編については何も聞いていない」と応じたとされる。

したがって『ボヘミアン・ラプソディ』続編については、決して現時点で正式に検討されているわけではなく、仮にジム氏の周辺で検討が行われているにせよ、それはあくまで非公式的なものといえそうだ。ルディ監督いわく「続編を真剣に検討している」らしいクイーン・ファミリーの一員であるブライアン・メイは、2018年11月、英Louderのインタビューにて「続編があるかどうか、まだ誰にもわかりません(笑)」と語っていた。果たして、それから何か動きがあったのかどうか……。

『ボヘミアン・ラプソディ』に胸躍り、フレディ・マーキュリー役のラミ・マレックによる演技に心打たれた世界中の観客にとって、もしも続編が製作されるなら、それは絶対に見逃せない一本となるだろう。またスタジオやレーベルにとっても、おそらく確実に大ヒットする、そしてクイーン・ブームを再び巻き起こす可能性をみすみす無視するとも思えないが、いかに。今回の話題を「噂」として受け止めるにしても、未来の可能性に少しだけ期待したくなってしまうのは、決して筆者だけではないはずだ。

映画『ボヘミアン・ラプソディ』は2018年11月9日(金)より全国公開中。

『ボヘミアン・ラプソディ』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/

いますぐ追える『ボヘミアン・ラプソディ』以後のクイーン

Sources: Page Six, /Film, Louder

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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