海外ドラマ「ホワイトカラー」リブート、主演マット・ボマーが脚本を絶賛「素晴らしい」「亡くなったキャストにも敬意」

人気海外ドラマ「ホワイトカラー」(2009-2014)の新企画が進行中だ。すでに脚本を読んだという主演のマット・ボマーが、その内容を絶賛している。
ドラマ「ホワイトカラー」は、ニューヨークを舞台に、元天才詐欺師ニール・キャフリー(ボマー)がFBI捜査官ピーター・バーク(ティム・ディケイ)に協力し、数々の知的事件を解決していくクライム・サスペンス。日本でもBSやCS、地上波のチャンネルで放送され人気を博した。2014年にシーズン6をもって完結したが、2024年初頭に米国のNetflixで配信開始されて以来、再び人気が高まっている。
そんななか、2024年6月にクリエイターのジェフ・イーステインが、「ホワイトカラー」新企画の存在を報告。米Varietyのイベントで「リブートします。僕が脚本を書いています」と明かし、その場にいたボマー、ディケイ、エリザベス役ティファニー・ティーセンも出演の意思を示した。
このたび米Peopleのインタビューでは、ボマーがリブート版の脚本について「素晴らしい」と感想を述べている。「僕たちが6シーズンにわたり作り上げてきた番組と完全に一致していて、一貫性があります。本当に、番組が終わった時点からそのまま続きを始められるような気がします」。
また、シリーズ完結後に亡くなったキャストにオマージュを捧げる内容でもあり、「ホワイトカラー」ファンなら絶対に楽しめると予告した。
「本当に知的で楽しく自然な方法で、すべてのキャラクターを再び集め、ウィリー・ガーソン(モジー役)やダイアン・キャロル(ジューン役)などシリーズ終了後に亡くなった人々へ敬意を表しています。これは、僕にとって非常に重要なことです。番組を楽しく観ていた人なら、(新作も)心から楽しめるはずです」。
なお新企画の製作はまだ正式決定しておらず、実現するかどうかの決定は「自分の権限を越えている」とボマー。しかし再びニール・キャフリー役を演じ、オリジナルキャストたちと共演する可能性にワクワクしているようだ。ディケイとは今も親しい友人であることを明かし、「(「ホワイトカラー」での)経験の大部分は、あのチームと一緒に過ごすことでした。僕たちは長い間あの番組に取り組んでいましたが、それを仕事だと感じたことはありません。ただ楽しく、自由で、開放的な環境だったし、キャラクターを創造し探求するための素晴らしい場所でした」と語った。新企画は進展するのか、今後の行方を注視していきたい。
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