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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』悪役はシリーズ屈指の「スーパーヴィラン」 ─ 『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレックが演じる

BOND 25(仮題)
Erik Tanner/Getty Images

ダニエル・クレイグ主演、『007』シリーズの第25作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に登場する悪役について新たな情報が明らかになった。英Empireにて、プロデューサーのバーバラ・ブロッコリ氏が語っている。

これまで、クレイグ演じるジェームズ・ボンドの前には、幾人もの魅力的な悪役が立ちはだかってきた。彼らを演じてきた俳優陣も、マッツ・ミケルセン、マチュー・アマルリック、ハビエル・バルデム、クリストフ・ヴァルツという非常に豪華な面々だ。その役割を新たに務めるのは、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)でアカデミー賞主演男優賞に輝いたラミ・マレックである。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』では、すでにボンドは現役を退いており、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしているという設定。ところがある日、旧友のCIAエージェントであるフェリックス・ライターが訪ねてきて、誘拐された科学者の救出をボンドに依頼するのだった。その救出作戦は想像を超える過酷なミッションで、やがてボンドは、危険な最新技術を操る正体不明の敵へと導かれていく。

マレックが演じるのは、この「危険な最新技術を操る正体不明の敵」。このたびEmpireが伝えたところによると、サフィン(Safin)という名前だという。ブロッコリ氏いわく、このサフィンという人物は「スーパーヴィラン」。どうやらシリーズでも屈指の強敵となっているようで、「今回はボンドを厳しく痛めつけることにしました」とも述べられている。「彼(サフィン)はボンドを本当に怒らせる。とんだ曲者なんですよ」

ちなみにマレックは、以前自身の演じる悪役について「素晴らしいキャラクターで、すごく楽しみ」と語っていたほか、脚本についても「非常にクレバー」との賛辞を口にしていた。いったい、マレック演じるサフィンが操る“最新技術”とは何なのか。サフィンの目的は、動機はいかに。ボンド側の仲間たちや、Qの開発したガジェットがいかに立ち向かうかも見どころになりそうだ。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月全国ロードショー

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Source: Empire

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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