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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』米国版最新映像 ─ 「25作目で、すべてが変わる」

https://www.youtube.com/watch?v=7BgcG_l9J0A

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最終作、『007』シリーズ第25作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の米国版最新映像が公開された。2020年2月2日(米国時間)、米国最大のスポーツイベント「第54回スーパーボウル」にあわせて現地で放映されたものだ。

ジェームズ・ボンドは現役を退き、ジャマイカの地で穏やかな生活を満喫していた。ところが、CIA出身の旧友フィリックス・ライターが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わりを迎える。 誘拐された科学者を救出するという任務は、想像以上に危険なものだったのだ。やがて、ボンドは脅威をもたらす最新技術を有する黒幕を追うことになる……。

「4月、25作目ですべてが変わる」。挑発的なメッセージが印象的な『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の最新映像は、冷たい色味の映像のなか、シリーズならではの激しいアクションを大いに予感させる。冒頭、ボンドに「こういうので飛んだことは?」と尋ねられるや、女性エージェントのノミ(ラシャーナ・リンチ)は「いいえ」。物語の鍵を握るのは、前作『007/スペクター』(2015)から再登場するマドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)だ。「彼女の秘密が明るみに出れば、彼は死ぬことになる」。

極寒の水中に首から下を浸した男に向けて、容赦なく銃弾を撃ち込んでいるのは、“シリーズ史上最凶”とも言われる悪役サフィン(ラミ・マレック)。続いてエルンスト・スタヴロ・ブロフェルド(クリストフ・ヴァルツ)、M(レイフ・ファインズ)、前任のM(ジュディ・デンチ)の肖像画、パロマ(アナ・デ・アルマス)、ノミ、そして能面を思わせるマスクが次々に映し出されていく。銃を構えながら驚きの表情を浮かべるボンドの目には、いったい何が見えているのか。

本作にはジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグ、悪役サフィン役のラミ・マレックをはじめ、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、ビリー・マグヌッセン、アナ・デ・アルマス、ロリー・キニア、ダーヴィッド・デンシック、ダリ・ベンサーラ、ジェフリー・ライト、そしてレイフ・ファインズなど、おなじみの顔ぶれとフレッシュな新キャストが共演。シリーズを牽引してきたバーバラ・ブロッコリ&マイケル・G・ウィルソンらがプロデュースを務め、脚本・監督には『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(2015)キャリー・フクナガが起用された。

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月10日(金)全国ロードショー

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。