『007』シリーズ最新作『BOND 25(仮)』2020年日本公開 ─ 『ボヘミアン・ラプソディ』ラミ・マレックほかキャスト情報も正式発表
ダニエル・クレイグ主演、人気スパイ・アクションシリーズの最新作『007』第25作、『BOND 25(仮)』の最新情報を明かす会見が、日本時間2019年4月25日にジャマイカで開催された。この様子は、オンライン・ストリーミングで世界中に生中継された。本作は2020年に日本公開を迎える。
ジャマイカは、原作者イアン・フレミングの家があるほか、シリーズ第1作『007/ドクター・ノオ』(1962)や『007/死ぬのは奴らだ』(1973)のロケ地でもあり、シリーズゆかりの地だ。
007 reporting for duty. Join us live in Jamaica for the #BOND25 start of production. Send your questions to the cast using #BOND25 https://t.co/0teFAmw8Sl
— James Bond (@007) April 25, 2019
注目の出演者も正式発表。ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグほか、M役のレイフ・ファインズ、ビル・タナー役のロリー・キニア、Q役のベン・ウィショー、ミス・マネーペニー役のナオミ・ハリス、マドレーヌ・スワン役のレア・セドゥが続投する。ほか、フェリックス・ライター役のジェフリー・ライトの再登場も認められた。
新キャストとしてダリ・ベンサーや、『アラジン』(2019)にも出演のビリー・マグヌッセン、『ブレードランナー2049』(2017)ジョイ役を演じたアナ・デ・アルマス、『ドラゴンタトゥーの女』シリーズ(2009、2011)のデヴィッド・デンシック、『キャプテン・マーベル』(2019)ラッシャーナ・リンチの名もアナウンス。出演交渉が伝えられていた『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)ラミ・マレックの登場も正式に発表された。ラミはスケジュールの都合で会場に駆けつけられず、ニューヨークからビデオメッセージを贈っている。
A word about #BOND25 from Rami Malek pic.twitter.com/CLJ5mpO9mu
— James Bond (@007) April 25, 2019
『BOND 25(仮)』
ジェームズ・ボンドは現役を退き、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていた。しかし、そんな毎日は長くは続かない。ある日、旧友のCIAエージェントであるフェリックス・ライターが、誘拐された科学者を救い出してほしいとボンドのもとを訪ねてきた。想像を超える過酷なミッションによって、ボンドは危険な最新技術を操る正体不明の敵へと導かれていく……。
『BOND 25(仮)』は、『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)から主演を務めてきたダニエル・クレイグにとって最後のジェームズ・ボンド映画だといわれている。監督は『ビースト・オブ・ノー・ネイション』(2015)のキャリー・フクナガ。脚本は『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)以降全作品を手がけるニール・パーヴィス&ロバート・ウェイドが執筆し、『ボーン・アルティメイタム』(2007)のスコット・Z・バーンズがリライトに携わっているという。新たな脚本家として、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)で女性ドロイド「L3-37」役を演じたフィービー・ウォーラー=ブリッジも起用されている。
『BOND 25(仮)』は、2020年の日本公開。正式タイトルは本記事時点で明かされていない。
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