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ティモシー・シャラメ主演、カニバリズム恋愛映画『Bones And All』米予告編 ─ 『君の名前で僕を呼んで』監督と再タッグ

https://twitter.com/RealChalamet/status/1557462650581311490

『君の名前で僕を呼んで』(2017)のティモシー・シャラメルカ・グァダニーノ監督が再タッグを組んだ新作映画、『Bones And All(原題)』の米国版予告編がティモシーの公式SNSにて公開された。

本作はカミーユ・デアンジェリスの同名小説に基づき、社会の片隅で生き抜こうとする少女・マレンと、権利を奪われた放浪者の青年・リーの“初恋”を描く物語。予告編は、ティモシー演じるリーが、テイラー・ラッセル演じるマレンに「君は僕を悪い奴だと思わないの」とささやく場面から始まる。悲鳴と荒い呼吸の音が聞こえる中、狂騒と静寂を思わせるシーンの数々が挿入され、最後はマレンがリーに「君のことを愛している、考えるのはそれだけ」と語りかける様子で締めくくられた。

マレンは自分を愛した人々を殺害し、食べずにはいられない。それがなぜなのかを知るために、彼女は自分が会ったことのない父親を探して旅をするのだ。本作はカニバリズム(食人)を題材とする恋愛ホラー。『君の名前で僕を呼んで』や「僕らのままで/WE ARE WHO WE ARE」(2020)に見られた繊細な心理描写、『サスペリア』(2018)で発揮された美しい恐怖演出の融合が期待される。

出演は『DUNE/デューン』2部作のティモシー・シャラメと『WAVES/ウェイブス』(2019)のテイラー・ラッセルをはじめ、『君の名前で僕を呼んで』のマイケル・スタールバーグ、『ムーンライト』(2016)のアンドレ・ホランド、『デッド・ドント・ダイ』(2019)のクロエ・セヴィニー、『ハロウィン』新3部作監督のデヴィッド・ゴードン・グリーン、オリジナル版『サスペリア』(1977)のジェシカ・ハーパー、『シカゴ7裁判』(2020)のマーク・ライランスら。脚本は『胸騒ぎのシチリア』(2015)『サスペリア』(2018)でグァダニーノと組んだデヴィッド・カイガニックが執筆した。

映画『Bones And All(原題)』は2022年11月23日に米国公開予定。これに先がけ、8月31日~9月10日のヴェネツィア国際映画祭でワールド・プレミアを迎える。

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Sources: Deadline, The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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